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ニューヨーク州でダイビングができることはあまり知られていないが、同州の沿岸には約5000隻の難破船が沈んでおり、世界有数の難破船が密集する地帯だ。ニューヨーク市を拠点とするスキューバ・ダイビング・クラブ「ビッグ・アップル・ダイバーズ」は1971年以来、沿岸の海に潜り、難破船やサメ、クジラ、タツノオトシゴ、マンボウなど、外からは見えない水中生物の数々見つけてきた。ニューヨークタイムズが17日、伝えた。
同州海洋教育協会のエグゼクティブディレクターは「ほとんどの人はマンハッタン周辺はおろか、もっと広い地域でダイビングができることすら知らない。ここには生態系があるのだ」と話す。ダイバーの間で「難破船の谷」と呼ばれているジャージーショアとロングアイランドに挟まれた三角形の海域では、ファイアーアイランド近くに沈んだU.S.S.サンディエゴ号など何百隻もの難破船を探検することができる。
難破船は小魚の住処や隠れ家となり、サンゴ礁、イソギンチャク、フジツボが花を咲かせる。船の隙間には巨大なロブスター、ブルーフィッシュ、ブラックフィッシュ、シマアジなどが潜んでいる。しかし近年、ダイビング業者の多くが引退し、ダイビングスポットへのボートの運航頻度も減少。地元のダイビングシーンの衰退が懸念されている。
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