先日、ニュースを読んでいたら「イーストビレッジを10ドルのパスタが席巻!」という興味深いトピックを見つけた。「マクドナルド」や「ウェンディーズ」などのファストフード店でさえセットを頼めば8ドルは超えるニューヨーク。さらに「Chipotle」や「Chopt」といったワンランク上のチェーン店では、サラダひとつに12ドル以上は持って行かれてしまうといった状況のなか、どうやらパスタ屋が販売する「テイクアウトパスタ」が手頃でアツいらしいのだ。
なかでも話題になっているのは「Pasta de Pasta」(192 1st Ave)と「Gnocchi on 9th」(158 Orchard St)。前者はTikTokで「大きなパルミジャーノチーズの輪をどっぷりくぐったギルティなパスタがたったの10ドル!」といった感じで大バズり、後者はニョッキのクオリティに賞賛が集まっている様子。


気になった編集部も早速足を運んでみたのだが、感想としてはまず「クイックに買いやすい」そして「安い」。10ドルのテイクアウトパスタで「安い」とは日本の物価からするとマジかよ!ではあるのだが、普段レストランで注文すれば軽く20ドルは超えるであろう本格派モッチモチの自家製パスタやニョッキが、注文してから5分もかからずに受け取れる。
昼食調達に時間をかけたくない場合にはもってこいだし、限られたランチタイムで「パスタ屋のパスタを食べる」というファンシーな経験に10ドルは、”ニューヨーク価格”としてはお手頃なのかもしれない。イーストビレッジから枝葉を広げて、いろいろな場所で「テイクアウトパスタ」のお店を見かける日もそう遠くはなさそうだ。

(文・写真/ナガタミユ)
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