
ニューヨークに住んでいるとパーティーに参加するチャンスは多い。バー、クラブ、ライブハウスなど、ナイトスポットも豊富。しかし、夜遅くなって犯罪に巻き込まれたり、知らない間に危険な薬物を過剰摂取してしまったりするリスクがある。リスクは最小限に抑えたい。そのためには事前の用意が大切だ。タイムアウトが20日、ナイトライフを安全に楽しむ心得をまとめた。
まず事前に帰路の安全を確認する。夜遅く、バスや地下鉄は避けたい。ウーバーなどを事前に予約しておこう。どうしても地下鉄などを使わなければならない場合は、目をつけられないように地味な服装に着替えよう。午後10時〜早朝5時は、バスが利用者の求めに応じて停留所以外の場所にも止まってくれる決まりだ。これを利用しよう。
ウーバーに乗る時もナンバープレートを確認して正しい車に乗ろう。さらに防犯のため、護身術のクラスを受講しよう。そして催涙スプレーを持参しよう。クラブのバウンサーが入り口で取り上げても、帰る時には返してくれることが多い。
さて、薬物。近づかないのが一番。どうしてもの場合には致死率の高い「フェンタニル」は避ける。そのための試験ストリップと万一のための拮抗薬「ナロキソン」を用意しよう。粉末結晶状の薬物を鼻から吸引する場合は、その置かれた表面に気をつけよう。異物が血流に入る危険がある。アルコールや抗うつ剤を含め何を摂取したかを常に意識しよう。一晩に複数の薬物を体内に入れるべきではない。さらに陶酔感を味わうためには、気分が良好であることが必要。常に少量ずつ試そう。
過剰摂取を避けるため、1人で薬物を取らない。また、過剰摂取の症状を理解しておこう。コカインなどは錯乱や過覚醒といった状態になる。心臓麻痺やてんかん症状が起きたら911に連絡を。フェンタニルの場合は呼吸数が減る。1分に10回程度まで落ちたらナロキソンを投与し911に連絡する。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで









