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ニューヨーク日本人学校(コネティカット州グリニッジ、岡田雅彦校長)は17日、同州ベアズリー動物園で初等部校外学習を行った。
午前中はオリエンテーリングとして、1〜6年生を縦割りに6グループに分けて園内を巡った。チェックポイントでクイズに答えたり英語で感想を言ったりしながら動物を観察した。高学年が低学年に優しく声をかけて歩く姿や、その動物についての知識を伝え合う姿などが見られ、充実した時間となった。
午後からは各学年の学習の時間として、1、2年生は動物の形をした回転木馬に乗った後、生活科の学習でグループに分かれて「動物調べ」をした。3年生は秋の虫探しと観察、4年生は秋の風物探し、6年生は俳句に挑戦した。5年生は動物の生息地と体の特徴の関係を調べた。「動物の体と気候」の説明の中には「寒冷地に住む動物は、同じ種類の中では体が大きく、球形に近い丸い形をしていて、耳などの出っ張り部分が少ない。逆に暑い地方に住む動物は体が小さく、耳や手足などの体の出っ張り部分が大きい傾向がある」との記述があり、それを園内で飼育されている動物にも当てはまるのかどうかを観察した。校外学習を終えて全員が集合した際には、どの学年の児童からも笑顔があふれ、異学年間の交流を行い、初等部全体の絆がより一層深まった行事となった。充実した時間であったことが感じられた。ニューヨーク日本人学校では、この日の学習を通して生まれた縦の絆をこれからの学校生活に生かしていければと考えている。
(情報・写真提供: ニューヨーク日本人学校)


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