大統領選だけではありません!
連邦議会選挙、投票イニシアチブ・・・

5日に行われるのは大統領選だけではない。同時に実施される、連邦議会選挙と投票イニシアチブにもぜひ注目してほしい。ニューヨーク州では、上院議員の改選に加え、下院選挙が計26区で行われ、うち7つの選挙区で民主、共和両党が激戦を繰り広げている。イニシアチブは、州法などの作成や変更、廃止などに向け市民が権限を行使できる極めて重要な機会だ。10月26日付ゴッサミストが伝えた。
上院選では、現職のカーステン・ジリブランド氏(民主)に対し、マイク・サプレイコン(共和)が挑む構図で、シエナ・カレッジの最新世論調査では、ジリブランド氏が26ポイントの大差を付け、選挙戦を優位に進めている。これに対し、全米で接戦が展開されている下院選は、ニューヨーク州も例外ではない。各地で両党候補が激しくぶつかり合っており、勝敗の帰趨が見通せない選挙区が少なくないのが実情だ。
一方のイニシアチブでは、州全体を対象とした1問のほか、ニューヨーク市の有権者が対象の5問が用意されており、州有権者を対象とした提案は州における妊娠中絶の権利を巡る内容。ニューヨーク市民に問われるのは、市衛生局の執行権限を拡大し、管轄外地域の清掃を可能にするか否かなどだ。
編集部のつぶやき「全部の問いにYesとしないで!」
ニューヨーク市民に問われる5つのうち、1つは、エリック・アダムズ市長の市議会に対する権限を拡大する危険なイニシアチブだとして、一部の市民が批判している。全部の問いにYesとしないで、注意が必要なようだ。(K.T.)
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