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ニューヨーク市のアダムズ市長は15日、路上ホームレス問題に対処するために総額6億5000万ドルを投じる計画の一環として、新たな革新的なモデルと位置付けた 「ブリッジ・トゥ・ホーム(Bridge to Home)」の詳細を発表した。最も弱い立場にある人々を支援し、重度の精神疾患を抱える人々を支援するための取り組みを進める。

これに基づき、退院の準備は整っているが行き場のない重篤な精神疾患患者向けに、包括的なサポートが受けられるような生活環境を提供。具体的には、6〜12カ月の間、1人部屋や1日3食の食事を用意し、24時間体制で支える。持続的な道へと導きながら、不要な救急外来受診や入院を減らすことによって、路上ホームレスやシェルターへの依存を減らす。併せてシェルター900床、家出・ホームレス青少年用ベッド100床を増設し、路上ホームレス状態にある人々の収容力を一段と高める。
アダムズ氏は「政府は長い間、重度の精神病を患うホームレスに対するケアと支援を怠ってきた」と非難。今回の取り組みを「ニューヨーク市として、歴史上最大の年間投資となり、私の就任時の2倍以上に上る。この問題に今後も率先して取り組む」と強調した。
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