「水着審査のないミスコン」 日本酒を世界に広めるための大会 “Miss SAKE Japan” 、ファイナリストが決定

3月9日に行われた「2025 Miss SAKE Japan ファイナリスト発表会」より
日本酒文化の普及と日本の伝統文化の継承を目的としたコンテスト「Miss SAKE Japan」。2025年度のファイナリストが決定し、全国各地から23名が選抜。同コンテストは、一般的な美人コンテストとは異なり、日本酒に関する知識や日本文化への理解、品格、国際的な視野を持つ女性を見出すことをテーマに行われている。

2024年12月にはユネスコに日本の「伝統酒造り」が登録されたり、ニューヨークでは日本人のみならずノン・ジャパニーズが手がける醸造所に酒バー、そしてさまざまな国籍のレストランで日本酒を見かけるようになった昨今。世界的にも日本酒の需要が伸びるなか、同コンテストも12年目を迎える。
かつてニューヨーク(2016年)で開催された際には、「水着審査のない女性の尊厳と平等をうたった文化事業」と、世界的メディアのウォール・ストリート・ジャーナルに高く評価された同コンテスト。日本酒の醸造の過程や種類、歴史などの知識から文化背景、そしてそれらを広めるための教養や語学力が先行基準となっており、従来の「外見の美」を競うコンテストとは一風異なるのが特徴だ。

今回選ばれた23名のファイナリストから、後日開催される最終選考会でMiss Sakeが選ばれるのだが、2025年は日本大会のほかにもタイ、フィリピン、インドでのコンテスト開催予定があるという。
文/ナガタミユ
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