レストランでテーブルの上をきれいにしたり、ケチャップ類をもとの場所に戻したり、退席するときに椅子をテーブルの下にしまったりする人がいる。客にもかかわらず、食後に片付ける人には心理的に特有の7つの行動特性があるとされる。Geeditingが4月29日、レストランでのエチケット再考を提言している。

(photo: Unsplash / Richard Bell)
「他人のスペースへの尊重」レストランは他の客や従業員との共有スペース。自分の食べた後をきれいにすれば、他人の負担は軽減する。小さな親切だ。あなたの食後に他人への思いやりを見せることができるだろうか。
「自分の行動に対する自覚」自分の行動は周りに影響を及ぼすと理解すべきだ。レストランでの行動が、自分の価値観と信念を正しく反映しているだろうか。
「自制心」何があろうと、正しいことをしようとする。そこには固い決意が必要だ。急いでいる、時間がないなどと安易な言い訳を捏造してはいないだろうか。
テーブル上のパンくずに気がつくような人は「細部に気を配ることができる」人。質の高い仕事ができるという研究結果がある。仕事でパフォーマンスを上げたいなら、まず食後の片付けを。
「高い感情知能」レストランの従業員への思いやりは、他人の気持ちをくみ取れるということ。人間関係構築に不可欠だ。だから、良い友を持ちたいと思ったときにも、まずは食後の片付けを。これは家庭内の人間関係にも応用できそうだ。
「強い責任感」成熟した人は、自分の始末は自分でつける。食後の片付けはその現れだ。レストランで自分の未熟さを露呈するようなことにならないように。
「他人の評価に左右されない」他人に褒められようとして片付けているのではない。自分の人格形成のためにやっているのだ。レストランでの食後の片付けは些細なこと。だが、「一事が万事」という言葉もある。次回レストランに行ったら、食後の片付けをして、大いに品格を磨くことにしよう。
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