ニューヨークの夏は日本と比べて、比較的過ごしやすいと言われています。公園や広場では、野外ステージが組まれ、さまざまなイベントが開催されます。日の出から日の入りの時間も長いため、外で過ごす時間が長くなる方も多いのではないでしょうか。
日本の暑さよりは幾分涼しいですが、マンハッタンでは主に地下鉄などの公共交通機関を使うため、外出時の日差しも強く感じます。今回は、ニューヨーク在住の2人の女性が、自らの暮らしで便利だったアイテムなどを紹介しつつ、ニューヨークの夏を乗り切るコツをお伝えします。
紫外線や日焼け対策
Oさん:東京からニューヨークにきて3年が経ちますが、日本の夏よりは暑さも和らいでいて、過ごしやすいと思います。私は郊外に住んでいて、基本的に車移動なので、外を歩く時間も少ないですし、暑さ対策よりも運転中の紫外線対策に気をつけています。顔や首の日焼け止めはもちろん、運転中にハンドルを握るので、手の甲、腕などは運転前にしっかり日焼け止めを塗るようにしています。
Iさん:私はマンハッタン在住なので、基本的に移動は地下鉄などの公共交通機関でした。バスなどは外での待ち時間がありますし、徒歩移動だと7月8月は暑くて大変な時もあります。紫外線対策は春先から始めるようにしていました。というのも、ニューヨークに住み始めてシミが増えたという話をよく耳にしていて、外出時はもちろん、室内でも日焼け止めでしっかり対策をしていました。
Oさん:日焼け止めでおすすめはありますか?大人用はすでに愛用品がある方も多いですが、私が困ったのは子ども用の日焼け止め選びです。こちらで手軽に買えるものは、クリームタイプのもので着け心地もオイリーで重く、ベタつきが気になりました…子どもも嫌がってしまい、なかなか良いものを見つけられていません。
Iさん:日焼け止めは一時帰国の際に、日本でまとめて買っているという人もいますよね。こちらでも比較的使いやすいのが、NeutrogenaのUltra Sheer Body mistはおすすめです。付け心地がさっぱりしていて、スプレーでさっとかけられて白く残らず、子どもにも使っていました。また、トレジョにもおすすめの日焼け止めがあって、スプレータイプは気軽に使えます。
子どもがサマーキャンプに参加する場合、屋外で長時間過ごすので、日焼け止めをこまめに塗りなおせるスプレータイプを荷物に入れてあげると良いかもしれません。







Oさん:また、虫除けスプレーも日本の商品を使っています。アメリカの虫除けスプレーは匂いがきついし、スプレー式だと飛沫が気になりました。日系スーパーやWeeeで日本のものを販売しています。

Iさん:日焼け止めや虫除けスプレーは毎日使うので、肌への負担が少ないものを選ぶと良いですよね。そして、一日の終わりには保湿ケアも入念に。私はフェイスパックで保湿をしっかりするようにしていました。お気に入りは石澤研究所のフェイスパックで、Weeeでまとめて購入していました。


Oさん:私はハトムギ化粧水を使っています。大容量なので、顔はもちろん、全身に使っていて、子どもも愛用しています。


おすすめの夏の献立
Oさん:毎日の食事作りについてはどうですか?テイクアウトなどを利用する機会が日本よりも少ないので、週末は3食自炊です。火を長時間使う料理は室内があつくなってしまうので、なるべく手早く調理して食べられるものにしています。乾麺などはWholeFoods Marketでも蕎麦やうどんを買えますし、冷蔵コーナーには生麺タイプのラーメンもあって、よく利用しています。






Iさん:時短調理は主婦の味方ですよね。私はインスタントポットもよく利用しています。材料を入れてスイッチを入れるだけで料理が出来上がるので小さな子供がいる家庭も便利ですよ。参鶏湯や鶏肉のトマト煮などの煮込み料理をよく作りますが、骨付き肉も短時間でホロホロになるのでおすすめです。


Oさん:日系スーパーで手に入る濃縮タイプのめんつゆを使って、煮浸しや炊き込みご飯などを作るのもおすすめです。さっぱりとした料理は外食よりも自分で作ることが多いです。公式HPなどでその商品を使ったレシピが公開されているので、それを参考にすると良いかもしれません。


Iさん:最近お気に入りの商品はモリナガから出ている紙パックに入った豆腐です。Weeeなどで購入できるのですが、賞味期限も一般的な豆腐より長く、味も美味しいので、よく買い求めています。調べてみると種類もたくさんあるので、色々なお料理に使えて便利ですね。



Oさん:調理が簡単ですぐに食べられるものがやはり便利ですよね。サンドイッチなんかも手軽ですが、日本でお馴染みのふわふわした食感のパンが一般的なスーパーでは手に入りにくいですよね。最近、Weeeでよく購入しているのがベーカリーシリーズです。色々と種類があるのですが、私のお気に入りはParisienne Bakeryで食パンはもちろん、ロールパンやメロンパンなんかもあって、我が家では大好評ですよ。




Iさん:私もWeeeの食パンは朝食にリピートしています。また韓国系のベーカリーも、カレーパンやあんぱんなど日本の惣菜パンを彷彿とさせる品揃えで、味も日本人好みのものが多い気がしています。Paris BaguetteやTous Les Joursといった有名どころのチェーン店は米国全土に展開していて、ニューヨークにも複数店舗ありますね。パンだけでなく、ケーキも「甘すぎず日本人の口に合う」と評判です。





Oさん:バースデーケーキは日本でお馴染みのショートケーキなどを扱っているお菓子屋さんが少ないのでありがたいですよね。全てを日本のようにとはいかないですが、現地のスーパーやお店で取り扱っているものを工夫して取り入れることで、食べ慣れた味を少しでも再現できれば良いかなと思います。
金印わさびを使って、いつもの味にスパイシーなアクセントを
カプレーゼ 和風わさびドレッシング

作り方
1 わさびドレッシングの材料を全てボウルに入れよく混ぜ合わせる。
2 モッツァレラチーズ、トマト、アボカドをスライスする。
3 皿に2とルッコラ、ブラックペッパー、ルッコラを飾る。
4 3にわさびドレッシングをかけ完成。
材料
モッツァレラチーズ、トマト、アボカド、オリーブ、ルッコラ……各適量
わさびドレッシング
オリーブオイル……大さじ1 1/2
バルサミコ酢……小さじ2
金印本わさび……小さじ2
ヤマサしょうゆ……小さじ1
レモン果汁……小さじ1
塩・胡椒……ひとつまみ
わさびランチソース

作り方
1 わさびランチソース材料をよく混ぜ合わせる。
2 お好みのアペタイザーを用意する。
3 わさびランチを添えて完成。
材料
野菜のフライ、トルティーヤチップス、チキンウィング、フレンチフライなど……適量
わさびランチソース
ランチソース……大さじ2
金印刻みわさび……大さじ2
ヤマサ昆布つゆと昆布ぽんずを使って、さっぱりとした味わいの和風レシピ
ツナとたっぷりきのこの昆布ぽん酢炊き込みご飯

作り方
1 米は研いでおく。まいたけはほぐす。しめじは石づきを取り、ほぐす。
2 炊飯器の内釜に米、ツナ缶の油、Aを入れ、水(分量外)を2合の目盛りまで入れる。残りのツナ、まいたけ、しめじをのせ、通常通り炊飯する。※ツナ缶の油は、うま味がたっぷりなので捨てずに使用します。
3 炊き上がったらよく混ぜ合わせて器に盛り、お好みで刻みねぎをのせる。
材料
米……2合
ツナ缶(オイル漬け)……1缶(70g)
まいたけ……1パック
しめじ……1/2袋
刻みねぎ……適宜
A
ヤマサ昆布ぽん酢……大さじ4
ヤマサ昆布つゆ……大さじ1
ごま油……小さじ1
ささみで簡単ヘルシー棒棒鶏

作り方
1 小ぶりの鍋に水500ccを沸かし酒と塩を入れる。鶏ささみを加え弱火で3分ゆで火を止める。蓋をしてそのまま5分放置する。
2 きゅうりは千切り、ミニトマトは半分にカットする。Aを合わせてタレを作る。STEP1の鶏ささみを鍋から取り出し冷ましてから身をほぐす。
3 器にきゅうりの千切りを敷き、ほぐした鶏ささみをのせミニトマトを添える。タレをかけパクチーを添える。
材料
鶏ささみ……3本
酒……大さじ2
塩……小さじ1/2
きゅうり……1本
ミニトマト……3個
パクチー……適量
A
ヤマサ昆布つゆ…… 大さじ1
ヤマサ昆布ぽん酢……大さじ1
白練りごま……大さじ1
砂糖……小さじ2
ラー油……少々
(Photo/公式HPより)
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