2025年7月17日 NEWS DAILY CONTENTS

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング

飛行機に乗っているとき、トイレにはいつ行けばいいのか?誰もが直面する問題だ。「もよおしたとき」もちろんそうだが、タイミングを間違えると、ギャレーを通り過ぎる列に並ばされるか、座席で何時間も待たされる可能性がある。トイレが使用禁止の時間帯以外で、トイレを使う最適なタイミングはいつだろうか?13日付のトラベル+レジャーが13日、客室乗務員や旅行専門家のアドバイスを伝えている。

誰もが経験するフライト中のトイレ問題。タイミングを知っておけば慌てずに済む。写真はイメージ(photo: Unsplash / Rhodi Lopez)

大手国際航空会社の客室乗務員であるサラさん(匿名を希望)によると、最適な時間帯は2つ。最初の食事サービスが終了した直後と、着陸アナウンス直前だ。「着陸が近づいたとアナウンスされると、全員がトイレに駆け込む。食後にも駆け込む人が多く、食事の片付け用のカートに阻まれて席に戻れなくなる場合がある」とサラさん。2回目の食事は着陸の約60〜90分前に提供されるので、その時まで待っていると、長い列に並ぶかシートベルト着用サインが点灯する前にトイレに入れないリスクがある。

サラさん推奨する戦略は、最初の食事の片付けが終わった直後。ほとんどの乗客が席に落ち着いたり、映画を見たり、寝たりしているタイミングだという。

長距離フライトを頻繁に利用する旅行コーチ兼コンサルタントのラニ・チェーマさんは、トイレのタイミングを科学的に確立している。コツは搭乗前に、できるだけ何度もトイレに行くこと。早めに搭乗する人には、離陸前にトイレに行くことも勧めている。また、搭乗中は水分を摂る機会が多いので、搭乗前はなるべく水分を取らないことも重要。

チェーマさんが考えるトイレのベストタイミングは、皆が寝静まった時。また、「前方にあり、『空き』のサインが見えやすい場所にあるトイレは乗客が殺到しやすい」ので、避けた方が賢明だという。

                       
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