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アメリカ食品医薬品局(FDA)が2025年4月に、牛乳の品質管理プログラムを一時停止すると発表したことで、全米で「乳製品は本当に安全か?」と不安の声が広がった。特に、2024年にはカリフォルニア州で鳥インフルエンザによる生乳リコールも発生しており、多くの消費者が「自分が買っている牛乳は大丈夫なのか」と疑問を抱いている。

そんな中、「賞味期限を1週間過ぎても腐らない」と話題になっているのがコストコのカークランド牛乳。その謎に迫ったのが、13日付のTastingTableだ。どうやら、カギはコストコ独自の厳格すぎる品質検査体制にあるようだ。
アメリカ食品医薬品局の「Grade A」基準を上回る形で、コストコは年間1回以上の抜き打ち監査を導入。85点未満なら60日以内に再監査が義務付けられ、中国では年2回に強化されている。

さらに、出荷前には60以上の微生物検査を実施し、1項目でも不合格なら即出荷停止。水質・温度管理も徹底され、3年ごとに監査員を交代することで “慣れ” を防いでいる。
その結果、雑菌の少ない清潔な牛乳が流通し、「腐りにくい」と実感されているようだ。食品科学の専門家も「細胞数が少ないほど保存性は高くなる」と指摘している。
価格も全米平均より割安で、1ガロン(約3.8リットル)あたり3.65~3.89ドル(州により異なる)。安心・安全・コスパを兼ね備えた選択肢として、消費者の支持を集めている。
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