2025年8月29日 8月:秋のおでかけ号 2025年の特集 SPECIAL

デイリーサン編集部が行く 体験レポート 総合医療機関Jメディカル

北米最大規模の健診受け入れ施設
受付〜受診まで日本語で日本式の健康診断を体験

マンハッタンのグランドセントラル駅より徒歩3分に位置する日系医療機関。内科、小児科をはじめ、日本人の医師、看護師が丁寧に診察してくれると定評がある。こちらが提供する健康診断はわれわれが日本で受けている内容と同じように設定されており、ニューヨーク在住の日本人はもちろん、近隣諸国から健康診断を受けにくる日本人もいるという。口コミを聞いた編集部Yがさっそく体験してみた。

01 Webまたは電話予約とプランの選択

プランは基礎検査A、定期検診Bと超音波やバリウムを組み合わせたものなど8種類ほど用意されていた。今回は会社の保険を使用するため、自分がどのプランを利用できるのかを電話で問い合わせて予約を取った。追加オプションなども豊富にあり、自分の好みでプランをアレンジできた。

02 健康診断当日、まずは受付

グランドセントラルから歩いてすぐ、42 nd St.沿いにあるビルの玄関からエレベーターで17階へ向かうと、清潔感のある受付ロビーがある。

予約時間の10分前にクリニックに到着、問診票を記入し、検便キットを受け取る。健康診断受診者特典ということで大戸屋の$20ドルオフチケットをもらえた。

待合室には日本の雑誌が置いてあり、清潔で落ち着いた空間となっている。

03 着替えと検査準備

着替えのため更衣室に行くと、日本人のサイズにあった検査着、スリッパがサイズごとに並べられていた。ロッカーはパソコン入りのリュックが収納できる大きめのものだったので便利。

検査着は日本の健康診断でお馴染みの上下2ピースで生地に少し厚みがあるものだった。下着をつけていないので、このクオリティはとてもありがたい。

04 待合室にて本日の流れをチェック

検査着に着替えると担当の看護師さんから今日の検査内容の確認がある。アメリカの病院で健康診断を受けた経験のある筆者からすると、とても丁寧で安心感があった。

05 検尿、超音波検査

院内のトイレはまるで日本のような清潔感。検尿はトイレに備え付けられた小窓から提出し、となりの診察室で超音波検査が始まる。

06 レントゲン、視力・聴力検査、採血など

ナースステーションのある待合室を中心に診察室、レントゲン室、検査室が並んでいるため、長い移動もなく全ての検査がスムーズに進んでいく。採血、ピロリ菌検査なども看護師さんがタイミングを見て手早く行ってくれた。筆者はアメリカでの採血であまり良い印象がないのだが、今回は看護師さんの的確な判断で痛みを感じることなく一度で完了したことに感動した。

07 担当医の問診

あっという間に全ての検査が終わり、医師の問診。尿検査や心電図、ピロリ菌などすでに検査結果が出ているものはこの時点で医師から結果を聞くことができた。そのほか、結果に時間がかかるものは後日日本語での検査結果表を受け取る。日本人医師による丁寧な問診は、持病や海外生活での不調など、日本語で相談できるのがとても安心だ。ここまででかかった時間は1時間30分。年末は混み合うのでもう少し時間がかかるそうだ。

待合室には日本のテレビが流れているほか、備え付けられた日本の漫画がかなり充実していて、待ち時間も楽しく過ごせた。

子連れに嬉しい、キッズスペース

12歳以下の子どもを連れての健康診断も可能で、受診者以外で子どもに付き添える人を連れて来院できる。キッズスペースには乳幼児でも安心して遊べるマットレスがある。子どもを連れての来院は事前予約が必ず必要なので予約時に相談。

住所:315 Madison Ave, 17th Fl, New York, NY 10017 
電話:212-365-5066
ウェブ:https://www.jmedical.com

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