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ニューヨーク市では、路上駐車の確保が一苦労だ。「左右交互道路清掃(alternate-side street cleaning)」と呼ばれる清掃ルールもドライバー泣かせで、週ごとに通りの片側ずつ清掃が行われる間(約90分)は、車を移動させるか車内で待機しなければ65ドルの罰金を科される。こうした現実を映すように、最近TikTokで「他人の車に座って駐車違反を防ぐ」という“カー・シッター”の動画が話題を呼んでいる。9日付のニューヨークタイムズは、駐車を巡る市民の奮闘を紹介している。

シドニー・シャーレさんは、カーシッターを副業にすることを思いつき、「違反切符の一部の値段で、あなたの車に座っていてあげる」と呼びかける動画をTikTokに投稿し注目を集めた。アッパー・イースト・サイドに住む元セラピストのシンシア・ルッソさんは、清掃車の通過を待つ間、車内で近所の友人の相談に乗る。チェルシー在住のバッシュ・ハロウさんは、通行人に20ドルを払い、空きスペースの“場所取り”を頼む。ブルックリンはパークスロープのウィル・サイモンさんは、路上のコンクリート片を動かし、そこに駐車した。
駐車違反を重ね車を没収された女性は、車を取り戻すのにかかる罰金と手数料が車の価値を超えたため返却を断念。数週間に1回65ドルの罰金を払う方が駐車場代より安いと、清掃日でも車を移動しない人も少なくない。
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