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テイラー・スウィフトが話題にしたり、TikTokで焼きたての動画が拡散したりと、今、アメリカで注目を集めるパン「サワードウ(Sourdough)」。他のパンとの違いや健康面での特徴について、9月26日付のマーサ・スチュワート・リビング電子版が解説している。

サワードウは小麦粉、水、塩の3つの材料で作られ、最大の特徴は長時間発酵による自然な風味と食感だ。栄養面では、使用する小麦粉が同じなら、精白したパンや全粒小麦パン、全粒穀物パンと大差ない。100グラム当たりのカロリーは319で、精白パン(238)や全粒小麦パン(252)、全粒穀物パン(265)より高く、タンパク質は13グラムとやや多い。一方、食物繊維は3.1グラムと少なく、全粒パン類に劣る。脂質は2.14グラムで精白パンに近いものの、全粒小麦パン(3.5グラム)や全粒穀物パン(4.23グラム)より低い。
注目すべきは発酵過程で生まれる乳酸菌や酵母だ。これらは腸内の善玉菌の餌となるプレバイオティクスとして作用し、腸内環境の改善や血糖値の急上昇抑制に効果があるとされる。また、発酵によりグルテンやデンプンの一部が分解されるため、消化に良い。ただし完全にグルテンフリーではないため、セリアック病の人には適さない。
なお、市販のサワードウの一部は、真の発酵とは違い、短時間発酵やパン酵母を用いたものも多く、健康効果を期待するなら、全粒粉を使い長時間発酵させた本格的なサワードウを選ぶのが望ましい。
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