NY各地で「さよならメトロカード」キャンペーン始まる、街中フォトスポットやコラボメニューなど

ニューヨークの地下鉄にメトロカードが導入されたのは1994年。30年にわたるスワイプの末、今年末でついに引退となる。ニューヨーク州都市交通局（MTA）は、メトロカードへの“哀惜”を込めて、12月31日まで市内各所でお別れイベントを開催中。参加店舗でトリビュート商品を提供する。

「さよならメトロカード」限定メニュー

◆ Alidoro （11月3日から＊サリバンストリート店を除く）

ラ・テッセラ（イタリア語で「カード」の意味）サンドイッチ：チキンカツレツとソプレッサータ、フレッシュモッツァレラ、カラブリア産唐辛子入りウォッカソース、ガーリックペストクリームのサンドイッチ（16ドル）

◆ Carvel （販売中）

• メトロカード・フライング・ソーサー（2ドル）

• スクープまたはソフトクリーム購入時に「メトロカード」と言えば無料で特製スプリンクルをサービス

• 食用メトロカード＆カードヴァーク画像入りカスタムケーキ

◆ Golden Krust（11月10日～14日）

看板商品のジャマイカンスタイルパティを購入した人に、ジャマイカンココブレッドを無料で進呈（4.95ドル〜）

◆ Gong cha（販売中）

M Tea A：看板メニュー「ミルクフォーム緑茶」に着想を得たドリンク。緑茶、タピオカ、蝶豆花で作った青いミルクフォーム、チョコレートパウダーのMTAロゴを組み合わせたたスペシャルドリンク（中サイズ6.25ドル〜。価格は店舗により異なる）

◆ Zabar’s （2245 Broadway／販売中）

メトロカードとカードヴァーククッキー（3.59ドル）

最後のスワイプ、最後の一枚

一部の地下鉄駅やMTAイベントではメトロカードをテーマにしたフォトスポットを設置。

MTA公認関連グッズを販売

ニューヨーク交通博物館およびグランド・セントラル・ターミナル内のギャラリーストアで関連商品を販売。  

メトロカードの正式販売は12月31日まで。2026年も引き続き利用可能だが、最終利用期限は後日発表される。