タイムアウトNYは19日、2025年版「世界で最もクールなストリート」を発表した。ブラジルのリオデジャネイロにあるルア・ド・セナード( Rua do Senado )が首位に輝いた。ニューヨークからは、ローワー・イースト・サイドのオーチャードストリート( Orchard St.)が9位にランクイン。日本からは、大阪のオレンジストリート(立花通り)と東京の西原商店街が、それぞれ2位と12位に選ばれた。

ランクインした各通りには、景色、建築物、博物館、ブティックなど、それぞれ独自の魅力がある。この中から、ニューヨーク在住の日本人が特に関心を持ちそうな3つの通りを取り上げて紹介しよう。
9位 オーチャードストリート(ニューヨーク)
ローワー・イースト・サイドに8ブロックにわたり伸びるオーチャードストリートには、低層のレンガ造りのビルが昔の面影を残し、個性的な店や飲食店が建ち並ぶ。本屋兼ポッドキャストスタジオのP&T Knitwear、フォトブース博物館 AUTOPHOTOといった新スポットが登場。季節限定で導入されるオープンストリートも人気を集めている。グルメスポットも充実しており、ニューヨーク随一と名高いScarr’s Pizzaでの絶品スライスや、創作カクテルが楽しめるBar Contra が特に人気。歴史を伝えるスポットとしてテナメント博物館(Tenement Museum)も欠かせない。
2位 オレンジストリート(立花通り、大阪)
大阪・南堀江に位置するオレンジストリートは、地下鉄四つ橋線の四ツ橋駅から徒歩3分。アメリカ村三角公園からもほど近い。かつて全国有数の家具屋街としてにぎわったが、1990年代に一般公募で選ばれた「オレンジストリート」という愛称が付けられイメージチェンジ。以降はおしゃれなカフェ、ブティック、雑貨店、インテリアショップが建ち並ぶ関西有数の流行発信地として発展してきた。人気スポットには、南堀江公園前のカフェ&ダイナーTABLES、ルーフトップレストランを備えた複合型ショップBIOTOP OSAKA、インテリアセレクトショップTIMELESS COMFORT、そしてストリートファッションの代表格Supreme Osakaなどがある。
12位 西原商店街(東京)
西原商店街は代々木上原のすぐ北、京王新線の幡ヶ谷駅近くに位置し、渋谷や新宿といった主要拠点へのアクセスが便利な一方で、落ち着いた雰囲気が魅力のローカルストリートだ。かわいいベーカリー、穴場的な飲食店、居心地の良いバー、おしゃれなライフスタイルショップがひしめき合い、朝から夜まで食べ歩きや散策を楽しむのに最適な場所だ。特におすすめなのは、独特なフレーバーのアイスクリームで知られるワイン&アイスクリーム店カシキや、洗練されたパティスリーが並ぶフランス洋菓子店イコール。雑貨店 Àcôtéやレコード店Ella Recordsも人気のスポット。都会では珍しいゴルフ練習場、西原ゴルフガーデンや、薬湯が名物の老舗銭湯、千代の湯など、ローカルならではの魅力もそろう。
⚫︎その他のベスト10入りしたストリート
3位 ルア・ド・ボンジャルディン(ポルトガル・ポルト)
4位 芳華街(中国・成都)
5位 シャーブルックストリートウエスト(カナダ・モントリオール)
6位 バウンダリーストリート(オーストラリア・ブリスベン)
7位 マイバッハウファー(ドイツ・ベルリン)
8位 オリムプストリート(ギリシャ・テッサロニキ)
9位 オーチャードストリート(ニューヨーク)
10位 ビンカインストリート(ベトナム・ホーチミン)
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








