2026年1月から、ニューヨーク市の公共交通機関の運営が大きく変更される。地下鉄やバスの運賃引き上げに加え、運賃支払い方法においてOMNYへの完全移行、郊外鉄道や橋・トンネルの通行料改定など、市民や観光客に影響を及ぼす見直しが相次ぐ。ニューヨークの情報サイトSecret NYCが伝えた。

地下鉄・バス
地下鉄、ローカルバス、Access-A-Rideの基本運賃は、現在の2.90ドルから3.00ドルに引き上げられる。割引運賃も1.45ドルから1.50ドルとなる。また、急行バスの運賃は7.00ドルから7.25ドルに値上げされる。
あわせて、非接触型決済システム「OMNY」が正式な標準決済手段として導入され、メトロカードの販売は終了する。OMNYカードの新規発行手数料は、現行より引き上げられ2.00ドルとなる。
LIRR・メトロノース鉄道
ロングアイランド鉄道(LIRR)およびメトロノース鉄道では、定期券の運賃が最大4.5%引き上げられる。マンハッタン(ゾーン1)行きのその他の切符についても、最大8%の値上げが実施される。
また、片道切符は購入翌日の午前4時まで有効となり、これまで設定されていた往復切符は廃止される。代替として、購入日から翌日午前4時まで利用可能なデイパスが新たに導入される。
さらに、家族向け割引制度も拡充され、運賃を支払う大人が同伴する場合、5〜17歳の子どもは1ドルで乗車可能となる。
自動車・通行料
橋およびトンネルの通行料については、E-ZPassや郵送請求を含め、全体で7.5%の値上げが行われる。一方で、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドの居住者を対象とした割引制度は継続される。
MTA(メトロポリタン交通局)は、「事前に変更内容を把握しておくことで、2026年以降もスムーズな移動が可能になる」として、利用者に早めの準備を呼びかけている。
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