「子どもを何歳から1人で家に残していいのか?」保護者の多くが一度は抱く疑問だが、ニューヨーク州ではこの点についての明確な最低年齢を定めた法律は存在しない。
ローワー・ハドソン・バレー(ウエストチェスター、ロックランド、パトナム郡)のニュースサイト、lohudによると、ニューヨーク州法には「〇歳未満は違法」といった具体的な数値基準はなく、子どもに留守番させるかどうかは基本的に保護者の判断に委ねられているという。

年齢よりも「状況」を重視
ただし、年齢の規定がないからといって自由というわけではない。子どもが危険な状況に置かれた場合や安全が確保されていないと判断された場合は、ネグレクト(育児放棄)と見なされ、児童保護当局が介入する可能性もある。
専門家の判断のポイントは?
・子どもの成熟度や判断力
・緊急時に対応できる能力(911への通報など)
・留守番の時間の長さ
・自宅環境の安全性
単純に「何歳だからOK」という問題ではなく、総合的な安全判断が求められるわけだ。
ニュージャージー州も年齢規定なし
隣のニュージャージー州でも状況はほぼ同じだ。同州も法的な最低年齢は定めておらず、基本的には保護者の裁量に委ねられている。ニューヨークとニュージャージー州では、数字よりも「安全性」が判断基準となっているのが現状だ。
ただし州によっては明確な基準も
一方で、全米では州によって対応が大きく異なる。
メリーランド州:8歳未満の子どもを1人で留守番させることを禁止
イリノイ州:14歳未満の子どもを1人で家に残すことを禁じる規定あり
このように、州境を越えると基準が大きく変わるケースもある。
◆日本ではどうか?
日本にも「何歳から1人で留守番可能」という明確な法定年齢はない。ただし、日本では比較的低年齢から子どもが1人で登下校したり、“おつかい”に行ったり、短時間の留守番をするケースが一般的だ。一方で、状況によっては保護責任者遺棄罪などが問題となる可能性もあり、重大な危険にさらした場合は法的責任を問われる余地がある。社会的な安全環境や文化の違いもあり、日本で一般的な行為がアメリカでは問題視される可能性もあるため、在米邦人家庭は注意が必要だ。
◆専門家の“目安”は?
法律上の年齢規定がない州が多いものの、一般的には12歳前後が一つの目安とされることが多い。ただしこれはあくまで参考であり、子どもの個性や状況によって判断は異なる。「何歳からOK?」という単純な答えはなく、最終的な責任は保護者にある。州ごとの法制度の違いを理解することも重要だ。
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