RELATED POST
制限速度引き下げ
アウターボローの11カ所、45マイルの道路で

ニューヨーク市のデブラシオ市長は、アウターボロー(マンハッタン区を除く4区)11カ所、延べ45マイルの道路で制限速度を引き下げると発表した。10日、ニューヨーク・ポストが伝えた。
例えば、スタテン島のハイラン・ブルバードは現在時速35マイルと時速40マイルの制限速度が時速30マイルになる。今回の措置は、デブラシオ市長が推進する「ビジョン・ゼロ」政策の一環。2024年までに交通事故死をなくすことを目標としている。「危険なドライバーを排除して、市民の命を守り、安全を確保する」とデブラシオ市長は話した。
年初から4月までに交通事故死者数は43人。昨年同期間には26人だった。市交通局のハンク・ガットマン局長は「スピードが元凶。コロナで交通量が減った中、高速で走行する車が増えている」と指摘。スピードカメラ(自動速度違反取締カメラ)が止まっている時間帯に約3分の1の衝突事故が発生しているとして、24時間作動を州に求めていく方針だ。
州の規則で市内の最低制限速度は時速25マイル。通学路では時速15マイルだ。州議会には、市の自由裁量で制限速度を下げられるようにする条例案が提出されている。交通安全活動家は「カーフリーゾーン」や安全な自転車専用レーンの増設を提唱。市議会も最近、道路から車を締め出す「オープンストリート」を貧困層の多い地域に拡大する条例案を可決した。
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








