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Kマート、NYとNJなど3店舗に縮小
ウォルマート、ターゲットとの競争に苦戦

ウォルマート、ターゲット、アマゾンが支配する小売業界の中で、かつて全米に2千以上あったKマートの店舗数が激減している。16日にはニュージャージー州アベネルの店舗が閉店。営業を続けるのは、ニューヨーク州ロングアイランドのブリッジハンプトン、ニュージャージー州ウエストウッド、フロリダ州マイアミの3店舗となる。ニューヨークポストが11日、報じた。
全盛期には、マーサ・スチュワートやジャクリーン・スミスが愛用する商品を販売。ナスカー(NASCAR)のレースのスポンサーを務め、映画「レインマン」や「ビートルジュース」にも登場した。エミネムやビースティ・ボーイズ、ホール&オーツなどの曲にも登場し、2003年にはエミネムが、チャック・コナウェイ元Kマート会長が所有していたデトロイト郊外にある29部屋の邸宅を購入した。しかし、長年の売上減少、買い物習慣の変化の影響で、次第に衰退が進んだ。
ウォルマートの低価格とターゲットのトレンド商品との競争に苦戦したKマートは02年初めに、連邦破産法第11条の適用を申請した米最大の小売業者となり、250以上の店舗閉鎖を発表。数年後、ヘッジファンド経営者のエドワード・ランパート氏が、18年に同法第11条の適用を申請していたシアーズとの統合により復活を狙ったものの、失敗に終わった。
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