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トライステートに本格的な熱波到来
体感温度は華氏100度(摂氏37度)

トライステートに19日からこの夏初めての本格的な熱波が到来する。同日、NBCニューヨークが報じた。今週の最高気温は軒並み華氏90度(摂氏32度)台。20日からは湿度も上がり、体感温度が華氏100度(摂氏37度)を超える猛暑日が24日まで続くと予想されている。
ニューヨーク州のホークル知事は18日「今後数日間は異常高温が続き、危険な状態」とコメント。コミュニティーで高齢者、年少者、障害者やペットの健康に気をつけるよう呼びかけた。州保健局も、熱中症が気象現象による死因のトップであることから、皮膚のほてり、頻脈、過呼吸、めまい、失神、華氏105度(摂氏40度)を超える高温などの症状に注意を喚起している。
ニューヨーク市内は20日から高温注意報が出る。ただ、20、21日共にセントラルパークの曜日毎の史上最高気温(水曜日は華氏101度[摂氏38度]、木曜日は華氏104度[摂氏40度])は超えない見込み。例年、7月の華氏90度(摂氏32度)を超える日は平均11日だが、現在までは6日となっている。寒冷前線が通過する21日には雷雨となる見込みだ。
18日も市内は鉄砲水が出るほどの雷雨に見舞われた。セントラルパークの降雨量は1.85インチ(5.7センチ)。2012年に付けた1.76インチ(4.5センチ)を上回り、1日の最多降雨量記録を更新した。ニュージャージー州でもテナフライやフェアローンで2時間満たない間に4インチ(10センチ)の雨が降って、一部地域で洪水の被害が出ている。

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