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ニューヨーク市内の地下鉄駅ホームで、空気汚染が著しい。

ニューヨーク大の研究者が2021年12月、271カ所を調査したところ、空気中の鉄粒子のレベルが屋外平均の126倍という驚くべき数値だったことが、国際大気汚染研究誌が先月掲載した論文で明らかになった。
ある研究では、地下鉄の大気汚染の大部分を占める鉄粒子は、吸い込むと神経毒になるとされ、自閉症や統合失調症、ADHDと関連があると指摘されている。
また、別の研究では、鉄粒子の吸入と心血管疾患、がん、呼吸器疾患との相関関係が示されており、健康への影響に関する研究が一段と求められそうだ。
汚染度が最も高い駅は1線の181丁目で、空気中の粒子の平均濃度は、環境保護庁(EPA)が危険とみなす金属イオンの1日平均レベルの17倍。
次いで、1線の168丁目、5線のボウリンググリーン、B線のブロードウェイ・ラフィエット、3線のハイストリートだった。
1のほか、3、5、6、B、C、F、M、Rの9路線は、いずれも地下走行中にEPAの安全基準を上回る粒子の平均濃度を示したが、プラットフォームの汚染は約半分だった。
1線は最もひどく、平均でEPAの基準値の約3倍。汚染物質は、プラットフォームだけでなく、地下鉄車両でも検出された。(13日、ニューヨークポスト)
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