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地下鉄・バス運賃、2.90ドルへ
MTAが値上げを計画

MTAは22日、地下鉄やバスの運賃を2.75ドルから2.90ドルへ約5%引き上げる計画を発表した。値上げが 承認されれば9月初めのレイバーデイまでに実施する見込み。
7日間定期券は33ドルから34ドルへ3%値上げ。1カ月定期券も127ドルから132ドルへ4%引き上げる。低賃金労働者に配慮して定期券料金の値上げ率はやや低めに抑えた。
ロングアイランド鉄道やメトロノース鉄道の定期券は平均4.3%値上げする。ただし、最高額の30日定期券は500ドルを超えないようにする。高速バスの運賃は6.75ドルから7ドルへ、7日間定期券も62ドルから64ドルへ値上げする。
さらに、橋やトンネルの通行料金も6〜7%引き上げる。MTAはこれにより年間3億ドルの追加収入を見込んでいる。それでも昨年の無銭乗車による損失6億9000万ドルの半分にも満たない。
非営利団体「市民予算委員会」のアンドリュー・レイン委員長は「新型コロナウイルス禍で無銭乗車が増加した。MTAの予算不足は構造的で、無銭乗車対策と運賃値上げは当然の帰結」と指摘した。MTAの市民諮問委員会のリサ・ダグリアン委員長も「『地獄の夏』を繰り返さないためにも、一刻も早く手を打つべきだ」と警告している。
MTAは6月中に公聴会を開催し、7月の理事会で正式に承認する予定。 (22日、ニューヨークポスト)

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