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地下鉄駅の全照明をLED化
犯罪防止と節電を期待

MTAは20日、地下鉄駅構内15万カ所にある照明を2026年末までに全てLED電球に交換すると発表した。LED電球は現行の蛍光灯より明るく、犯罪防止になるだけでなく、節電にも役立つと期待を寄せている。
MTA下で地下鉄運営に責任を持つニューヨーク市交通局(NYCTA)のディミトリス・クリックロー副社長は「構内が明るければ、利用者も安心できる」と強調。「防犯カメラの映像も鮮明になる」とも述べた。現在、防犯カメラはニューヨーク市地下鉄網の472駅の全てに設置されている。ホークル知事は25年末までに、全ての地下鉄車両内にも防犯カメラを取り付ける考えだ。重暴行事件の発生件数は過去27年間で最多。アダムズ市長は地下鉄網内に市警(NYPD)の警官を増員して犯罪防止に力を入れるとしている。
LED電球は市内の街灯で一般的に使用されており、ニューヨーカーにはお馴じみ。MTAによると、既に地下鉄F線、G線のバーゲン・ストリート駅とキャロル・ストリート駅でLED電球の使用を開始。追って、C線のクリントン―ワシントン駅の照明をLED電球に取り替えるという。 MTAは、こうした電球交換の総予算として2100万ドルを計上している。ただ、節電で電気代を年間600万ドル節約できると見込んでいる。(20日、ゴッサミスト)
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