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ニューヨーク市内のホテル宿泊価格は、なぜ高騰しているのかー。民間データによれば、2023年のホテル価格平均(1泊)は301.61ドルで、前年22年の277.92ドルから8.5%上昇。24年1~3月の厳冬期は例年、価格が下落する時期であるものの、前年同期比で6.7%高い230.79ドルで、23年の216.38ドルから上昇した。ニューヨーク・タイムズ(25日付)は、市内に大量流入した移民のシェルターとして数十軒ものホテルへの観光客宿泊が禁じられたため、需要と供給のミスマッチが生じていると伝えている。
市は各ホテルと数百万ドルの契約を締結し、移民の住居を確保。流入から2年が経過し、これから本格的な観光シーズンを迎える今、こうした事情はニューヨークのホテル事情を劇的に変化させた。観光客は、パンデミック前のレベル程度にまで戻り、高い水準での需要が予測される中、客室の供給は激減しているのが実情だ。
市内のホテル約680軒のうち、135軒前後がシェルター・プログラムに参加する。多くは、マンハッタン区のミッドタウンやクイーンズ区のロングアイランドシティ、ジョン・F・ケネディ国際空港など観光客に人気だったエリアに集中。これらホテルには、1部屋あたり1泊で最高185ドルが支払われる。そして、プログラムから脱退したホテルは一つもないという。
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