RELATED POST
猛暑対策、避難所数拡大やキット配布
大気汚染からも市民を守る対策発表

夏本番を目前に控え、ニューヨーク市のアダムズ市長は5月30日、高齢者や呼吸器疾患の患者などを中心に、猛暑や大気汚染から市民を守り、有益な情報を提供するための新たな対策を発表した。「暑さを乗り切ろう」とするオンラインガイドを立ち上げ、暑い日を乗り切るためのガイダンスを提供。博物館など公共施設でオープンする暑熱避難施設(クーリングセンター)を昨年より13カ所多い、約620カ所に拡大する。
営業中のセンターをリアルタイムで探せるインタラクティブ・マップも開発した。センターの営業時間は、基本的に各施設の営業時間に準ずるが、異なる場合もある。また、配達ドライバーや屋外労働者など、猛暑時に危険にさらされる人たちに、日焼け止めや冷却タオル、電解質ドリンクミックスなどが入った「クール・キット」を配る試験的プログラムも展開。また、昨年起きたカナダの山火事のような大気汚染に対応するため、緊急管理局や保健局などの市の機関に向けた新たな内部ガイダンスを開発した。
大気質緊急事態における市民への通知方法や適切な備えへの指示のほか、渡航注意報の発令、職場や学校での遠隔勤務や授業への移行勧告や指導、救急治療室への入院の監視などについて説明されている。(5月30日、amニューヨーク)
→ニューヨークの最新ニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








