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ニューヨーク市で今年の夏、例年よりも多くのホタルを眺められるかもしれない。専門家によれば、雨が多かった昨夏に湿った環境を好む幼虫が成長したためで、好天に恵まれている今夏は、各地で大量に蛍光のショーが体験できるという。

ニューヨーク州には約40種のホタルが生息しているとされる。動物学者のケイティ・ヒエタラ=ヘンシェル氏によると、市内で最もよく見られるホタルの一種「Photinus pyralis」が今夏、大繁殖している。ヘンシェル氏は「彼らはゆっくり低空を飛び、余韻のある輝きを放つ。蛍のニックネーム『the big dipper』は、そのJ字型の飛行パターンに由来している」と説明する。ホタルを見物するベストなタイミングは、夕暮れ時で太陽が最も低く、街灯がまだ点灯していない時だという。
研究者らは、米国、カナダ両国で生息するホタルのうち、約14%が絶滅の危機に瀕していると推定。これに気候変動などが追い打ちをかけているという。ホタルは一生のほとんどを幼虫の状態で、地中で過ごす。ヘンシェル氏は「ホタルが生み出す光のショーが、いかに感動的なものであるかを皆さんが目の当たりにすることによって、私はこの自然現象を失いたくないと強く願うようになった」と、ホタルの保護の必要性を訴えている。(10日、ゴッサミスト)
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