警官、元交際相手の恋人を射殺 同性愛絡み、殺人事件で捜査

警官、元交際相手の恋人を射殺

同性愛絡み、殺人事件で捜査

　ブルックリン区のニューヨーク市警（NYPD）第72分署に勤務する女性警官が13日、元交際相手だった女性の新しい恋人(女性)を拳銃で射殺した疑いで、身柄を拘束された。ニューヨーク・タイムズが同日、報じた。

　NYPD勤続５年半のイボンヌ・ウー容疑者（31）は非番だった13日、ブルックリン区ベンソンハーストの19アベニューと79丁目の角にある元交際相手（23）の家で、女性の帰りを待っていた。女性が午後遅くに、マンハッタン区に住む新しい恋人、ジェイミー・リャンさん（24）と共に帰宅したところ、ウー被告はリャンさんを射殺。元交際相手の女性にも傷を負わせた疑い。調べに対し、ウー容疑者は犯行を認めている。

　複数の通報が寄せられたのを受け、駆け付けた警官は、寝室の床に倒れていたリャンさんと、リビングルームの床に倒れていた交際相手の女性を見つけた。リャンさんは胸部を１発以上、交際相手の女性は胴部を１発それぞれ撃たれていた。

　リャンさんはまもなく死亡。交際相手の女性は回復が見込まれている。近隣の住民は、午後４時半ごろに破裂音を４、５回聞いたと話している。犯行に使われた銃は、職務用の銃であった可能性が高いという。NYPDは、３人はお互いを知っていたとみて、同性愛絡みの殺人事件として捜査を続ける。

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