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今年の元旦に発生した能登半島地震の被災地支援プロジェクトを立ち上げ義援金活動を続けてきたAlto日本語補習校(Eikoh North America Inc.)中学部が1日、在ニューヨーク日本国総領事館を訪問し義援金の寄付を行い、プロジェクトを完了した。同プロジェクトは、生徒たちが学びを通して社会貢献を目指す取り組みの一環として実施したもの。
Alto日本語補習校では国語や算数の授業に加えて「プロジェクト」の時間を設けており、「自分が学習したことで誰かを幸せにする」方針の下、生徒たちが取り組みたいテーマを選び、活動するために充てられている。生徒たちは5月から能登半島地震の現状について調査を開始。地震発生から半年が経過した時点でも依然として瓦礫が残されている場所が多くあること、仮設住宅で生活を続ける人が多いことを知り、支援の気運が高まった。生徒たちは、Alto日本語補習校生のためのクラウド・ファンディング・プラットフォーム「MUSUBI.」を使用し、ニューヨーク在住者にも協力を呼びかけた。その結果、合計で1014ドル42セントの義援金が集まった。
中学2年生の山本侑さんは、「プロジェクトを始めた当初は、こんなに多くの義援金が集まるとは思っていなかった。皆さんの思いが詰まったお金を寄付でき、誇りに感じた」と胸を張った。また、中学1年生の吉川光太郎さんは「困っている人たちの力になれたことがうれしい。協力してくれた皆さんに心から感謝しています」と話した。
今回の義援金プロジェクトは、自ら考え行動し学んだことを社会貢献に活かす成功例となった。生徒たちは今後の活動にも意欲を見せている。(情報・写真提供:Alto日本語補習校)
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