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トランプ大統領は2日、輸入品への新たな関税計画を発表した。ヨーロッパからの輸入品への関税が20%に設定されたことを踏まえ、3日付のイーターNYは、ニューヨークの輸入会社の経営者2人から、関税に対する反応とビジネスへの影響について話を聞いた。

関税は通らないと思っていたイタリア食品輸入会社ガスティアーモのビートリス・ウーギさんは、ローマで発表を知り驚いたという。ウーギさんは大企業より小規模な生産者がより大きな影響を受けると予測。既に支払っている関税に追加関税が上乗せされると、パスタの関税は40%に膨れ上がるという。こうした追加コストは生産者側で吸収できるものではなく、販売価格の値上げを余儀なくされる。これは連鎖反応を引き起こし、アメリカ国内の生産者も値上げし、誰もが損失を被ることになる。値上げ幅は不明で、今後数カ月以内に実施されると予想している。
イタリアワイン輸入会社アムニーニのジョナサン・ラザーさんは、20%の関税が最終的なものとは確信しておらず、交渉の余地はあると考えている。ただ、EUが報復措置を取れば状況が悪化し、さらに高い関税につながる可能性があると懸念を抱く。ワイン価格は、パンデミック以降、上昇を続けているという。
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