ゆったりとしたシルエットにタックやダーツを入れ、腰から足首にかけてバルーンが膨らんだようなランタンパンツが人気上昇中だ。太ももまでのブルマーも復活の兆しを見せている。ニューヨークタイムズが先ごろ紹介した。




「ちょっと反抗的」と指摘するのは、ロサンゼルス本拠のブランドチャーリービーズ(Charlie Beads)の創業者、チャーリー・ヒューストンさん。過去18カ月に、ブルマー(68ドル)を2000着以上も販売した。スージー・コンディ(Suzie Kondi)のテリー生地ホットパンツ型やコリーン・アレン(Colleen Allen)のベルベットを使ったブルマーも売れている。
「個性を主張できる」と話すのはジュエリーブランド、レポシ(Repossi)のクリエイティブディレクター、ガイア・レポシさん。アライア(Alaia)のバルーン型パンツ(6400ドル)を愛用している。ハドソンバレーのレストラン、シッティングハウス(Stissing House)ではユニフォームにブルマーを採用。給仕ディレクターのケイトリン・ピアースさんは「私はレズビアン。男の子っぽい服が好きだけど、仕事ではフリル付きを着ている」と話す。
ブルマーには反抗の歴史がある。ペチコートを強制されていた19世紀中頃、女性解放運動家のアメリア・J・ブルーマーが「選択の自由」の象徴として広めたとされている。1980年代に流行したこともある。
高級デパートのノードストロームではタフタ生地のランタンパンツ(2150ドル)が瞬く間に売り切れ。ファッションディレクターのリッキー・デ・ソレさんは人気の理由を「斬新で、話題になる」と分析する。「ランタンパンツは雨の日のジョギングパンツのように、動きやすくて着心地も良い」と説明するのはロサンゼルス本拠のブランド、チェルシー・マック(Chelsea Mak)のマックさん。「しかも、大きなプレーリースカートをはかなくても、女性らしさを表現できるでしょ」
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