2025年6月5日 NEWS DAILY CONTENTS

心安らぐNY市内のオアシス10選、知る人ぞ知る「穴場」な瞑想スポットとは?

ニューヨークは初夏。何かと喧しい今こそ、雑踏から離れて心を静めたい。5月30日、6sqftが市内の心安らぐオアシス10カ所を紹介した。

5月はブルーベルが満開だったブルックリン植物園。四季折々の花が咲いて、入場者を楽しませてくれる(photo: 本紙)

まずはマンハッタンから。ハドソン川を見下ろすフォート・トライオン公園内のメトロポリタン美術館別館・クロイスターズ。中世のヨーロッパに足を踏み入れたよう。美術装飾品だけでなく、建築や庭にも目を奪われる。マインドフルネスに最適。セントラルパークのコンサバトリーガーデン。1937年にできたセントラルパーク唯一の幾何学式庭園。知る人ぞ知る穴場。イーストサイドのジョン・V.・リンゼー・イースト・リバー・パーク。朝は陽光がきらめく川面、夜はライトアップするウイリアムズバーグブリッジがうっとりとした気分にさせる。

お次はブルックリン。プロスペクトパーク内の湖は広さ55エーカー。湖面を跳ねる魚、梢でさえずる野鳥が心を癒してくれる。日本庭園が有名なブルックリン植物園、6月はバラが満開だ。お隣の美術館にも足を運んでみよう。グリーンウッド墓地。木々の間で瞑想したり、緩やかな丘を散策したりする訪問者は年間50万人。グランド・フェリー・パークは人気のドミノパークより静かな一隅。川沿いの石に座って、行き来するフェリーを眺めれば、憂鬱な気分も飛んでゆく。スカイラインが映えるブルックハイツのプロムナード。日没どきの光景に心が溶ける。

北に足を延ばしてブロンクス。ウェイブヒル・パブリック・ガーデン&カルチュラルセンター。東屋や秘密の庭などが魅力。ここの楡の木は市内でも最古の部類。木曜は入場無料。10時の開園時がおすすめ。

最後はクイーンズ。ジャマイカ湾野生生物保護区は9000エーカー。アメリカンミヤコドリ、ノドアカハチドリなど332種類の野鳥を観察できる。

                       
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