夏休みに向けてゲットしたい「NYらしいお土産」ローカルな食料品にエコバッグ、日本味上陸のコスメまで

2025年もあっという間に半分が過ぎようとしています。この時期、学校の夏休みに合わせて日本へ一時帰国する方も多いのではないかと思います。ここで必ず出てくるのがお土産問題。帰国のたびに大きな悩みの種になっているのではないでしょうか。今回はそのお土産探しにかかる時間を少しでも減らすべく、さまざまな角度から探したアイテムを紹介していきます。

まずは、一気に揃えやすいスーパーや大型ショップから。

トレーダージョーズ
アメリカのお土産のド定番と言えるトレジョ商品。トートバッグに加え、調味料やスナックなども大人気。お酒好きの方にはおつまみ系もいいですね。デザインの可愛い缶詰もおすすめ！

ゼイバーズ
世界で１店舗のスーパー。キッチン雑貨の揃うお店の２階にはマグカップやエプロンなどのグッズが所狭しと置かれ、ビル群の描かれたチーズボードやお皿も人気。３サイズある保冷バッグも忘れずに。

ホールフーズ
プライベートブランドである「365 by Whole Foods Market」は高品質かつ手頃な価格のオーガニック食品や自然派商品で、スナックやナッツなども人気。もちろんトートバッグもあります。

ターゲット
マスコット犬のブルズアイ君のエコバッグが大人気。また、プライベートブランド「Good & Gather」のナッツ、キャンディやフリーズドライフルーツの種類が多く、軽いのでお土産には最適。

次は、NYならではの商品！

ニューヨーク発祥カフェのコーヒー豆やグッズ
Brooklyn Roasting Companyなど日本に出店しているカフェもありますが、ニューヨーク発祥のカフェは他にもたくさん。マグカップや衣類などのグッズやコーヒー豆なども良いかも。コーヒー豆は１パウンドパックの場合が多く、スーツケースの重量と要相談ではあります。参考までにニューヨーク発祥のカフェの一部がこちら、Maman、Joes Coffee、Café Grumpy、Levain Bakery、Felix Roasting Co.など。その他、ラルフ、スタバリザーブなどのカフェはニューヨーク限定ものがあります。

香り豊かなお茶
ニューヨークでお茶といえば、Harney and Sons。ニューヨークの北、ミラートンのお茶屋さんで、ソーホー店では試飲もできます。日本にも店舗がありますが、価格帯がお上品なのでお土産は嬉しいという声もよく聞きます。おすすめは香りの良いParisやふんわり優しいWhite Peach。

チョコなどのスナックやお菓子
こちらもニューヨークのクッキーといえば、ロングアイランドはサウサンプトンのTate’s。よく見かけるのは大きめパッケージですが、手のひらサイズもあるのでそちらもおすすめ。ベーグルチップスもニューヨークならではのお土産と言えそう。日本ではあまり見かけないフレーバーのオレオやプリングルス、またドリトスやチートスは日本製と味が違うとのことで、比較も楽しめるお土産になりそう。チョコは溶けやすい夏は避けがちですが、LindtやGhirardelliは個包装なのでバラマキにも向いています。いろんなフレーバーの揃うHal’s Chipsもいいですね。

シラチャーやパスタソースなど
アメリカで大人気のニワトリがトレードマークの旨辛チリソースや、日本未上陸のChick-fil-Aというジョージア州発祥のチキンサンド店のソースもおすすめ。また予約困難なレストラン「Carbone」のパスタソースもニューヨークを味わうにはいいかも。どちらもスーパーなどで入手可能。

ビールやウィスキーなどの酒類
ニューヨークシティでは最古の蒸溜所であるKings Countyはブルックリン発で、ネイビーヤードにて手作りでウィスキーなどを製造。試飲させてくれるので吟味した上でお土産にぜひ。地ビールやワインなどもおつまみと一緒にあげてもいいですね。
免税範囲内は2280mlで、それ以上は関税がかかるのを忘れずに。

日本未上陸コスメ
ニューヨーク発の「Glossier」シグネチャーアイテムの「バーム ドットコム」は香りとカラーバリエショーンが豊富。フルーツが主成分の「Glow Recipe」もニューヨーク発祥でビーガン製品。
セレブがプロデュースしたコスメも多い。レディー・ガガの「Haus Labs」、ヘイリー・ビーバーの「rhode skin」アリアナ・グランデによる「rem beauty」、リアーナの「Fenty Beauty」など上げきれないが、セフォラやUltaなどのコスメストアで入手可能。

ペットも忘れずに
アレルギーなどの心配を考慮するとおもちゃがベスト。今年は５、60年代に人気を集めたパペット人形の「ラムチョップ」が犬用ぬいぐるみとして復活し、ブームになりました。サイズがたくさんあるのでおすすめ！

ミュージアムショップや雑貨屋さんは個性的なお土産が揃います！

City Store
1 Centre St.
https://061e33-3.myshopify.com
市庁舎のショップ。店内ニューヨークものばかりで、市庁舎限定品もあり。

Museum of the City of New York
1220 5th Ave　(E103 st)
https://shop.mcny.org
ニューヨークの歴史を辿れる博物館のショップにこれでもかと揃うニューヨークグッズは圧巻。

ニューヨーク交通博物館
99 Schermerhorn St, Brooklyn
https://www.nytransitmuseumstore.com
サブウェイマップや地下鉄ライン名の入ったグッズ、模型や本など鉄ちゃんには外せないお店。グランドセントラル内にショップのみあり。

Lockwood　
https://lockwoodshop.com
ブルックリンとクイーンズに５店舗ある雑貨屋。ユニークで心くすぐるアイテムが多く、バースデーなどのギフト探しにも最適。キッチン雑貨やベビー物も取り揃えている。

Chelsea Market Baskets
75 9th Avenue (チェルシーマーケット内)
https://www.chelseamarketbasket.com
チョコやスナック、蜂蜜に雑貨などなど、ニューヨークグッズが盛りだくさん。

そのほか、ディズニーストアや任天堂ショップにも自由の女神になったミニーちゃんやピカチュウがいます。また、MOMA, メトロポリタン美術館, 市立図書館のショップもお忘れなく。筆者のように何度も一時帰国していると、お土産を渡す人が同じになってくるのでマンネリ脱却がカギになってきます。この際、欲しいものを聞いてしまうのも一つですが、日々のお買い物の中から見つけておくと帰国前に焦らなくていいですね。

Tamaki / ライター
ニューヨークシティ在住、高校生でアメリカに渡り、今年で22年目。アメリカ人の夫、2人の娘たちと、3歳の保護犬と暮らす。最近はフォロワーとのお茶会や質問会なども積極的に開催！詳細はInstagram @tako_nycをチェック！