合わせて読みたい記事
ニューヨークで天体観測を楽しむなら、7月のニューヨークは、空を見上げるだけで特別な体験ができる季節だ。

見どころ1:夏の大三角形と天の川
アメリカ自然史博物館の天体物理学者ジャッキー・ファハティ氏によると、「北半球の夏の夜空といえば、夏の大三角形と天の川が主役」とのこと。夏の大三角形とは、日本人にはお馴染みのデネブ(白鳥座)、ベガ(こと座)、アルタイル(わし座)の三つの明るい星が形作る大きな三角形だ。晴れた夜には天の川も肉眼で見えるチャンス。
見どころ2:7月中旬から始まる流星群ラッシュ
7月はなんと3つの流星群が重なって出現する。ピーク時には1時間に100個近い流れ星が見えることもあり、流星観測には絶好のタイミング。
アルファ・やぎ座流星群
7月12日〜8月12日。最盛期は7月29日頃で、ゆっくりと動く明るい火球が特徴。
みなみのデルタ・みずがめ座流星群
7月18日開始。1時間に10個ほどの控えめな出現数だが、地平線近くに低く流れる光の筋が印象的。
ペルセウス座流星群
7月18日開始。ピークは8月だが、7月下旬からでも1時間に20〜30個ほど観測可能。
見どころ3:新月と暗闇の夜空
7月24日は新月。月の光が最も弱まるこの日は、夜空が暗く、流星を観測するのに理想的なコンディションになる。7月20日のアポロ月面着陸記念の数日後というのも、宇宙好きにはたまらないタイミングだ。
見どころ4:その他の注目天体
アークトゥルス(うしかい座)
夕暮れ後、西南の空に輝く赤みを帯びた明るい星。肉眼でもよく見える。
ε(イプシロン)こと座
双眼鏡で見ると、複数の星が寄り添ったような美しい星団。
水星
7月4日の花火イベントの後、西の地平線近くに黄色っぽい光点として出現する。日没から約1時間後が見ごろ。
RELATED POST
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








