2025年7月13日 COLUMN 編集後記

7月13日【気になったニュース】 AI人材獲得競争激化にみる体験・実践の重要性増加。

いえいえ、仕事です。ちゃんと記事を出すからには、体験・実践しないと。

皆さん、独立記念日明けの今週はいかがでしたか?NYの人通りを見ていても、だいぶ夏休みっぽくなってきましたね。確かに、連日の猛暑で、休みも必要ですしね(NY地下鉄の暑さもひどいですよね。特に駅。匂いも。。。)最近、「時間がたりない」と思うことが多かったのですが、気のせいではなかったんですね。7月9日が、「史上最短の日」だったそうで、科学的に「一日の短さ」が証明されて、少しほっとしました。

“科学”と“あつさ”と言えば、AIにおける人材獲得競争もすさまじく“熱い”ですね。(AI競争で遅れていると言われる)Metaが、OpenAIなどからの引き抜きに、最大$100M(=150億円)を提示して話題になりました。一方で、引き抜かれそうになったOpenAIも、先週TeslaやxAI、逆にMetaからの引き抜きを発表しました。

金曜には、今度はOpenAIが買収に失敗したAIスタートアップのWindsurfに対して、Googleが、共同創業者兼CEOを含む数人の従業員の雇用と同社の技術ライセンス契約のために、$2.4B(=3,600億円)を支払うことに同意しました。(まるでドラマのような相関図みたいですね。。。)

このような引き抜き合戦のなか、各社、引き留め策として、$1-2M程度のリテンション・ボーナスと$20M(=30億円)規模の株式オプションを提示しており、人材獲得競争の激しさを感じます。(プロスポーツ選手のようですね。)

AIの最先端にいる人材は、千人程度と言われ、ソフトバンクの孫正義氏がAI競争の未来を“Winner Takes All”と予想していることを考えても、これからますます人材獲得競争は激しくなるように思います。(AIのインパクトを考えると、プロスポーツ選手を超える水準でもいいかもしれないですし。。。)

確かに、日々の生活でも、ChatGPTを始めとしたAIは、何かを調べたいときに非常に役に立ちますし、実際かなり日常的になっているように思います。(A.I. browserもでてきていますしね。)そうすると、おそらくより重要になるのは、“実行力”なのでしょうね。わかっていてもできないことが、ほとんどですからね。(Wimbledonをみて、ChatGPTにサーブの打ち方を聞いても、全然その通りにはできないし。。。) その意味では、やはり“手に職”(=技術)があること(こちらは、電気工事士なども既にとても高いですし。)、まずはやってみること、そもそもそれを体験・実践できる場があることなのかと思いました。

昼間は猛暑ですが、夜になると、湿度が低いせいか、外にいても結構気持ちいいですよね。調べ物はAIに頼んでおいて、ワインを片手に、庭でゆっくりとホタル観察などでもしながら、昼間の暑さを忘れるのはいかがでしょうか?

では引き続きよい週末をお過ごしください。

代表 武田 秀俊

今週の1枚

いえいえ、仕事です。ちゃんと記事を出すからには、体験・実践しないと。
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