燗酒の季節にこそ、伝承の淡麗辛口を―

銘酒の産地として知られる灘地区は、神戸と大阪間の海岸沿いに広がる。江戸時代の中期から栄え、今では日本酒の約30%がこの地で醸造されている。江戸時代、灘の清酒は品質の高さと運搬に便利な地の利を得て江戸へ運ばれ、「下り酒」として人気を博した。この土地の地酒として、丹波杜氏の伝承の技で多くの人を魅了してきたのが、「大関株式会社」である。
その大関が独自の醸造技術を用いて醸した「 辛丹波」は、こだわりの淡麗辛口本醸造酒。仕込み水には硬水の宮水を使用しているため、程よいコクを持ち、そのコクは温めるとさらに旨みと甘味を増す。一方、雑味なくキリッと引き締まった味わいは、素材の味を引き立たせるので、冬酒の醍醐味のひとつであるフグのひれ酒にも最適。また、2011年から三年連続でモンドセレクション金賞を受賞している実績が、同社が代々にわたり伝統を守り続けている一方で、「魁(さきがけ)の精神」に基づき、進化し続けていることを物語っている。
また、同社の代名詞とも言える銘酒「特別純米酒 山田錦」は、高品位とされる兵庫県産山田錦を100%使用して丹念に醸した芳醇辛口の酒。伝統の酒とも評されるその清酒は、米本来のまろやかな香りやふくよかな旨みが口いっぱいに広がる。日本酒独特のクリーミーな風味を味わうには、常温からぬる燗でいただくのがちょうどよい。
「日本酒は少し苦手だけど、試してみたい」という日本酒ビギナーには、天然の桃果汁がシュワッとはじける「花
風雅」がおすすめ。米麹のみで造られている優しい甘さの一杯は、乾杯酒としても人気だ。
Ozeki Sake (U.S.A.), Inc.
249 Hillcrest Road,Hollister, CA
www.ozekisake.com販売元:JFC International, Inc.
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