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ニューヨーク市のエリート高校、スペシャライズドハイスクール(専門高校)の合格者で、黒人とヒスパニック系が減少し、アジア系が53%超と過半数を占めていることが分かった。生徒の人種格差問題について再び注目が集まっている。デイリーニュースが7月31日、伝えた。

市の公立校の生徒全体の約3分の2を黒人とヒスパニック系が占めるにもかかわらず、専門高校は市の生徒の人種構成を反映していない面で批判を受けてきた。ただ、昨年度は多様化に向けた取り組みの影響で、黒人合格者の割合は4.5%、ヒスパニック系は7.6%とわずかに上昇していた。
しかし今年は、新年度の合格通知を受け取った黒人生徒は3%に、ヒスパニック系は6.9%にそれぞれ減少。一方、白人は25.9%、アジア系は53.5%と過半数を占めた。
論争の焦点となっているのは、専門高校のうち8校が入学選考を単一の試験に依存している点だ。スタイベサント高校とスタテン島工業高校を含む5校は、SHSAT(Specialized High Schools Admissions Test)の得点に基づいて合否を判断。高得点を取った生徒の大多数はアジア系または白人で、黒人の合格者は1桁台だった。今年、SHSATを受験した8年生は約2万6000人で、そのうち4000人以上が試験の成績に基づき入学を許可されていた。
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