米大リーグ(MLB)ニューヨーク・ヤンキースと7年で総額1億5500万ドル(約161億円)という巨額の契約を交わし、地元ニューヨークのメディアで大々的に報じられている田中将大投手だが、2003〜09年まで同球団に在籍した松井秀喜元選手ほどの経済効果は期待できないのでは、との専門家の声も聞かれる。
ニューヨーク・ビジネス・ジャーナルのベン・フィッシャー記者は22日付の記事の中で、同球団がこれほど莫大な契約金を支払う価値が、田中選手にあるのかどうか、疑問視する見解を述べている。
同氏によると、松井元選手は在籍していた03年から09年にワールドシリーズのMVPを獲得し、ロサンゼルス・エンゼルスに移籍するまでの間、日本国内でのヤンキースファンの拡大や、球場への日系人ファンの集客に貢献し、日系企業の新規スポンサーを誘致するなど、同球団に大きな経済効果をもたらした。だが同氏は、スポーツマネジメント大手オクタゴン・ベースボールのアラン・ネロ氏による「1990年代にMLBに旋風を巻き起こした日本人大リーガーのパイオニアである野茂英雄元選手の活躍以来、松井元選手やイチロー選手などが次々に登場し、日本人がMLBで活躍することは、もはや珍しいことではなくなった」とのコメントを引用し、これまでのような経済効果は期待できないのではないかとの見方を示している。
契約金1億5500万ドルの価値なし? 田中選手に経済効果期待薄との声も
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