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ニューヨーク市では、増加し続けるごみ処理に対応するため、リサイクル率を3年後までに現在の15%から30%へと上げる必要に迫られている。
市内で毎日出されているごみの量は4万トンで、その処理に当たる市衛生課の職員は7000人に上る。このごみの量は1人当たりにすると2.5キロ(全米平均は2キロ)で、同市のごみ排出量は全米一と言われている。
ニューヨーク市はごみのリサイクルに関しては、西海岸や欧州の各都市に大きく遅れをとっており、年間3300万ドルもの費用を使い、市内のごみを他州にある処理場まで運んでいるのが現状。こうしたことから、市ではごみのリサイクル率を上げるため、さまざまな計画を進めている。
そのひとつが、ブルックリン区に昨年12月完成したリサイクリング工場だ。民間からも出資を募り、総額1100万ドルをかけて建設されたこの処理場は全米一の規模を誇り、今春には24時間操業が可能となる。この工場でリサイクルされたアルミは、ひと塊680キロが1000ドルで再販され、市の収入となる。
また有機廃棄物回収プログラムでは、生ごみを回収する市内の学校を、昨年の90校からことしは300校へと拡大する。さらに来年度からは、飲食店や食料品店などに対し、有機廃棄物とリサイクルごみの分別が義務付けられる。
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