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米ケーブルテレビ最大手のコムキャストは14日、業界第2位のタイムワーナー・ケーブル(TWC)を450億ドルで買収すると発表した。これを受け、TWCのサービス提供地域であるニューヨーク市の契約者の多くが、買収後のコムキャストが受信料を値上げするのではないか、と懸念している。
この件に関しメディア業界関係者の間では、買収が実現すれば市内および国内大都市圏で事実上独占状態となるコムキャストが、受信料値上げに動くのは当然だとの声が聞かれる。ただしその場合でも、世間から大きな批判を受けるような形で実現することはないだろう、と多くの関係者は考えている。
今回の買収は業界第1位と2位の統合であり、米司法当局と連邦通信委員会は独占禁止法の適用なども考慮し、厳しい審査を行うことが予想される。
一方、買収を発表した同社は、今後大きな利益を生むものであることを株主や投資家らに証明する必要がある。
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