2014年7月23日 NEWS

うるしかぶれに注意 市内の公園に、毒ツタや毒オーク 

 ニュース局CBS2はこのほど、ニューヨーク市でも「つたうるし」のハイシーズンを迎えたため、うるしかぶれに注意が必要と呼び掛けた。
 スタテン島に住む男性によると、「ことしは、これまでにないほど大量のうるしが発生しており、公園の散歩する人々にも危険が及ぶ可能性がある」という。様々な高さの毒性のあるツタやオークが見られ、人の目の高さにまで伸びているため、ジョギング中の人々が知らずに触れてしまう危険がある。
 つたうるしの処分を行う市公園局によると、うるしは根こそぎ除去する必要があり、燃やした際に発生する煙を吸い込むと危険な為、焼却処分ができないという。
 それに伴い同局は、人に触れる可能性のある場所に生えたうるしを刈りこんだり、除草剤を撒くなどして対応しているが、全てを除去するのは容易でないという。
 同局は、人々がうるしの特徴を知り、接触を避けることが重要だとし、①ガーデニングやハイキングの後は手を洗う②湯船につかるよりもシャワーを浴びる③うるしにかぶれて発疹ができても掻かない④症状が改善し落ち着いていれば市販の薬で十分だが、湿疹が広がったり、顔や目のまわりに現れた場合、医師の診察をうけるべき―とアドバイスしている。
 米国では、年間約5000万人がうるしにかぶれるという。

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