RELATED POST
ニューヨーク市警察(NYPD)の新人警官が20日、ブルックリン区の公営住宅で、垂直パトロール中に一般市民を射殺したことを受け、同パトロール方法が非難を浴びている。
垂直パトロールとは、犯罪が多発する危険なビルの取締に、屋上を含めたすべての階に警官を配置する捜査方法で、新人警官が薄暗い廊下に配置されることが多いという。
ニューヨーク・シビル・リバティーズ・ユニオンの所長ドナ・リーバーマン氏によると、マイケル・ブルームバーグ氏が市長だった当時、度を超えたストップ・アンド・フリスク、不適切な不法侵入による逮捕など、垂直パトロールに対する公共住宅の住人による苦情が殺到し、2012年に同団体を原告とした集団訴訟が提訴されている。
同氏は、「誰も垂直パトロールを禁止しろとは言っていない。垂直パトロールは地域に貢献するものであり、危険をもたらすべきではないと言っているだけ」と語った。一方、刑事としてNYPDに20年間勤務した経験をもつ安全対策専門家のサル・リフリエリ氏によると、「垂直パトロールで暗い路地に入って行くということは、そこで凶悪犯罪が起きたということを意味する。警官は危険を予測し、拳銃を構えていた方がいいかもしれない」と、同警官が拳銃を準備していたことは必要な手段だったと説明した。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








