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ニューヨークのメトロポリタン美術館(MET)の正面に、タカ、リス、コヨーテ、シカという4体の動物像が展示された。

この作品「The Animal That Therefore I Am」を手がけたのは、昨年のヴェネツィア・ビエンナーレでアメリカ館を代表した現代美術家、ジェフリー・ギブソン(Jeffrey Gibson)。彼はミシシッピ州を拠点とする先住民族であるミシシッピ・バンド・オブ・チョクトー族(Mississippi Band of Choctaw Indians)の一員。今回初めて monumental bronze(記念碑的なブロンズ彫刻)に挑戦し、ニューヨークに実際に生息する動物たちを題材にした。

タカ、コヨーテ、シカ、リスは、ニューヨークでも見かけることができる身近な動物だ。ギブソンは、それらを高さ3メートルの巨大なブロンズ像へと拡大し、神話的な守護者のように描き直した。
彫刻の表面には、先住民族の特徴的なビーズワークや伝統的なテキスタイルを想起させる幾何学模様や色彩が施されているも見どころだ。
展示は、2026年6月9日まで開催される予定だ。美術館の中に入らなくても見ることができるので、前を通りかかった際には、ぜひ注目してほしい。
写真/藤原ミナ
The Animal That Therefore I Am
場所
The Metropolitan Museum of Art
(1000 Fifth Ave.)
期間
開催中~2026/6/9(火)
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