連邦政府は1日、議会で予算案可決されず閉鎖した。閉鎖は7年ぶり。現時点で共和党と民主党の合意が成立する見込みは薄く、合意がなされない限り明確な再開時期の見通しも不明。ニューヨーク市への具体的な影響は不透明だが、文化機関を含む一部の施設は閉鎖となる。ニューヨーク市で閉鎖される施設は下記。

国立アメリカ先住民博物館とクーパー・ヒューイット・スミソニアン・デザイン博物館
公式ウェブサイトによれば、「前年度の資金を使用して、少なくとも10月6日(月)までは開館を継続する」としている。
ナショナルパーク
ニューヨーク市のナショナルパークは、まだ状況が不明だが、国立公園局によると、「連邦政府の閉鎖中も、可能な限り公園は開園している。ただし、一部のサービスは制限されるか、利用できない場合がある」としている。ニューヨークタイムズによると、セオドア・ルーズベルトが生誕したフラットアイアン地区の家は昨日から閉鎖。前回の閉鎖時には、ローワーマンハッタンのアフリカ人埋葬地国立記念碑、アッパー・ウエスト・サイドのグラントの墓、ハミルトングレンジ(ハミルトン邸)、ウォール街のフェデラルホール(偶然にもアメリカ政府の発祥の地)は全て閉鎖となったが、今回はまだはっきりしていない。また、クイーンズ、ブルックリン、スタテン島、ニュージャージーのナショナルパーク、ゲートウェイ国立レクリエーションエリアは、前回は訪問者向けサービスは停止したものの、開園を継続した。自由の女神像、エリス島は、連邦政府の資金が枯渇した時点で来週にも閉鎖される見通し。
空港
通常より長い行列が予想される。
経済的損失
前回(トランプ政権下)の政府閉鎖は2018年12月から2019年1月にかけて発生、CBSによれば、約30億ドルの恒久的損失をもたらして終了した。
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