2015年2月3日 NEWS

ウサギ数百羽処分か 道端で保護され、梅毒検出

 数日前ブルックリンの路地で発見され保護されたウサギおよそ100羽から梅毒が検出されたとアメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)が発表した。
 26日午後、ブルックリン区の住民から、吹雪の中外に捨て去られたウサギおよそ80羽がいるとの通報が入った。繁殖が早いことで知られるウサギだが、27日に警察が現場に駆けつけた時には100羽ほどいたという。
 約20人の警察および動物管理センターの職員はウサギを角に追いつめ、ネットに捕獲した時の様子を「子どもに戻ったようにウサギを追いかけまわした」と振り返る。しかし、病原体を持っている疑いもあったため、ウサギはすぐに動物管理センターに運ばれた後、法医学が専門の獣医によって検査が行われた。
 結果、ウサギたちからは耳ダニの他に梅毒などの病気も検出され、動物管理センターやアメリカ動物虐待防止協会は現在、これらのウサギをどうするかを巡って対応に追われている。ウサギを破棄した持ち主に対しての処分は「すべての審査が終了してから検討する」とASPCAの職員は説明している。

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