
Early Yearsコースについて教えてください
年中から小学2年生までの時期は、子どもたちが最も柔軟に言葉を吸収し、自然に英語を身に付けられる大切な時期です。KAのEarly Yearsコースでは、毎週の授業(コアクラス)でネイティブの子どもが英語を学んでいくのと同じプロセスを踏み、フォニックスの定着、リーディングの習慣付け、ライティングの基礎作りを通じて、着実に読み書きの力を育てていきます。授業は全て英語で行われ、先生とのやり取りやクラスメイトとのペアワークを通じて「英語で聞く・話す・考える」経験を積み重ねられるのが特徴です。
キンダーのコアクラスでは、前半の Sounds & Reading でフォニックスを通して音と文字の結びつきを学び、音読練習で自然な発音やリズムを身に付けます。後半の Writing & Storytime では、ライティングの練習や読み聞かせを通して、語彙や表現を楽しく吸収します。
小学1、2年生のコアクラスでは、キンダーで培った基礎を復習しながら、徐々に読み書きのレベルを引き上げていきます。前半の Sounds & Reading では、フォニックスの応用や文章の音読に取り組み、内容理解やペアワークを通して読解力を深めます。後半の Grammar & Writing では、文法の基本概念を英語で理解しながら、自分のアイデアを文章にまとめる練習を行います。また、「なぜそう思ったの?」という問いかけを通して、理由を英語で説明する力を育み、話す力・聞く力・考える力を総合的に伸ばしていきます。
Elementaryコースについて教えてください
Elementaryコースは小学3〜6年生が対象です。小学3年生は英語保持・向上を目的とし、基礎をしっかり固めながら、読解・文法・ライティングへと段階的に取り組んでいきます。小学4、5年生からは、中学受験を視野に入れて通う生徒も増えてきますが、コアクラスは英語保持・向上を目的とする生徒と、受験を目指す生徒が共通のクラスで学びます。 この時期は、目的にかかわらずまずは確かな英語力の土台を築き、全員が力を伸ばせる環境を整えることを重視しているためです。その上で、受験を志す生徒には「Juken Premium Program」を用意しています。週1回のテストスキル対策(Juken Readiness)や、KA Plus! のフルサブスクリプションを通じて、テスト形式での実践練習や応用力を高めることができます。小学6年生からは、目的に応じて英語保持コースと受験コースに分かれます。受験コースでは専用教材を用いて、志望校対策まで含めた本格的な準備を進めていきます。 コアクラスは Vocabulary & Reading と Grammar & Writing で構成されています。いずれもペアワークやグループディスカッションを取り入れ、英語で意見を交わしながら理解を深めていきます。Vocabulary & Reading では、物語を題材に語彙力と読解力を育てます。単語は単なる暗記ではなく、文脈の中で意味を推測し、自分の言葉として使えるように学びます。また、登場人物や場面を整理しながら読み進めることで、内容理解を深めつつ発音や表現も自然に定着していきます。最終的には読解演習を通して理解度を確認し、語彙や表現が実際の文脈でどう機能するのかを身に付けます。Grammar & Writing では、正確な文法知識とライティングスキルを積み重ねます。特に特徴的なのが A.W.E.(Assisted Writing Exercise) です。これは、一文ごとに講師がその場でフィードバックを行う方式で、生徒は書きながら誤りをすぐに修正し、学んだ文法や表現を確実に使えるように練習します。このサイクルを繰り返すことで、文法理解と表現力を同時に養い、アカデミックライティングの基礎を着実に築いていきます。
KAの受験対策について教えてください
小学4、5年生の「Juken Premium Program」
受験を志す生徒には、「Juken Premium Program」を用意しています。コアクラスで英語力の保持・向上を図りながら、受験を意識した実践的なトレーニングを積むことができます。週1回のテストスキル対策「Juken Readiness」では、コアクラスで培ったスキルをテスト形式で使いこなし、得点につながる実践力を磨きます。さらに KA Plus! フルサブスクリプション を通じて、分野別クラスや発展的な学習に取り組むことで、早い段階から応用力を高められます。小学5年生からは、KA Plus! で「TOEFL Readiness」が加わります。TOEFLは本来、留学や大学進学を目的とした高度な試験ですが、特定の出題形式とその攻略スキルに焦点を当てて、小学生向けでも無理なく学べるよう指導します。これにより、英語力を一段と強化すると同時に、一部の学校で優遇措置の対象となるスコア獲得も視野に入れることができます。
小学6年生受験コース
小学6年生受験コースのコアクラスでは、専用教材を用いて語彙・読解・文法・ライティングを総合的に強化し、筆記試験やライティング、英語面接まで幅広く対応できる実力を養います。大きな特徴となるのが、KAオリジナルの Practice Test を使った演習クラスです。多くの学校では帰国生入試の英語問題をネイティブ教員が作成していますが、KAの講師も全員ネイティブであるため、同じ視点から精緻に分析・研究を重ねた問題を提供しています。本番さながらの質感を持つオリジナル問題で繰り返し演習できるのは、他にはない大きなアドバンテージです。試験本番には面接も含む志望校別の直前対策クラスも開講し、徹底した実践練習を重ねることで 万全の体制で入試本番に臨める力を育てます。
KAの受験国語・算数プログラム(Compass Learning)について
Compass Learning(国語・算数) は、帰国生入試やグローバル入試に特化したプログラムです。帰国生がつまずきやすいポイントを押さえた専用カリキュラムで、キャッチアップから難関校受験対策まで幅広く対応します。日本人講師が大手進学塾と同じ教材を使いながら丁寧に指導し、算数の英語出題や日本語作文・面接など特有の入試形式にも対応。英語と組み合わせれば 3 Subjects Program(英・国・算) にも対応でき、進路の選択肢を広げられるのも強みです。
家庭学習で大切なことは何でしょうか?
家庭学習で大切なのは、授業で学んだことをしっかり定着させること、そして英語で考えて生活する環境を整えることです。KAでは、宿題用テキストやオンライン学習システム KA Connect を活用し、家庭での繰り返し学習を習慣付けています。海外にいた当時は家庭で日本語を意識して過ごすことが大切でしたが、日本に帰国してからは、逆に「英語で過ごす時間」を日常に意識的に取り入れることが重要です。子どもが宿題に加えて英語での読書やニュースメディアに触れることで、ネイティブスピーカーと同等の生きた英語力を育んでいくことにつながります。
さらに、KA Plus!(オンラインライブ授業のサブスクリプション)は、自宅から英語を「使う」時間を広げる仕組みです。KAクオリティーの授業を予約不要で受講でき、家庭学習をより実践的で充実したものにすることができます。知識を学んだり、テスト対策や苦手分野を補強したり、講師やクラスメイトとインタラクティブに楽しんだりと、多様な活用が可能です。

Junior High, High Schoolについて教えてください
KAの中高生プログラムでは、社会学、心理学、経済学、マーケティング、ビジネス、アート、環境科学など、アメリカの大学1〜2年生が学ぶような幅広い題材を毎週扱います。実際の教材には哲学や時事的なテーマも盛り込まれ、授業ではペアワークやディスカッションを積極的に取り入れながら、知識を英語で学び、考えを自分の言葉で発信する力を磨いていきます。
レッスンの流れとしては、まずPre-Readingで記事や文献を読み込み、語彙や内容理解を深めます。その後、関連する動画やメディア素材にも触れることで、異なる切り口から知識を吸収します。効率的な情報整理のためにCornell Note-taking Methodも導入し、文献・メディア・ディスカッションを総合させて最終的に自分の意見を構築していくのが大きな特長です。こうした学びを通して、英語力そのものの向上に加え、知識の定着や学習意欲の向上につながっていきます。
また、年に3回はFocus Weeksとして、英検、国連英検、TOEFLなどの資格試験対策に集中して取り組みます。中高生にとって実用的なスキルが求められる場面に直結する学習機会です。さらに夏学期にはSpeak Like a Starと題した特別カリキュラムを設け、スピーチやプレゼンテーションを集中的に練習し、仕上げとして秋に開催される中高生スピーチコンテストで力を発揮する場を用意しています。
授業内での課題や活動を通して一定の基準を満たした生徒には、KA Honors Certificateが授与されます。これは学習モチベーションを高める仕組みであると同時に、将来の大学出願などにも活用できる実績となります。こうした取り組みにより、生徒は自分の情熱や目標を見出し、英語を通じて「どのような人間でありたいか」を探求していくことができます。


英語学習において大切なことは何でしょうか?
私たちは 「English for a Lifetime」 という考え方を大切にしています。英語を単なる教科として学ぶのではなく、一生を通じて学びや成長を支え、社会で活かせる力として位置付けています。そのため、KAのプログラムは「受験に受かるための対策」だけにとどまりません。子どもたちは、授業を通じて自分の考えを整理して論理的に表現する力や、相手の意見を理解して議論できる力を身に付けていきます。こうした経験は受験に対応できる学力を支えるだけでなく、中学校やその先の学び、さらに将来社会で活躍するための基盤となります。
また、毎週の授業では、効率的な学習習慣やタスク管理、クリティカルシンキング、表現力や精神的な強さといった要素を意識的に取り入れています。これらは全て子どもたちの個性や能力を深め、学業のみならずキャリアの場面でも自信を持って活かせるスキルです。つまり、英語を「学ぶ目的」として扱うのではなく、学びのプロセスそのものの中で英語を使いこなしながら、子どもたちが成長していく。その結果として、受験に必要な力もしっかり身に付きますが、それはゴールではなく、「合格のその先」につながる力を育てることこそが、KAのプログラムの特長です。

帰国子女アカデミー
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