今年で17年目を迎える「世界のベストバー50」が発表され、今年は香港(中国)のBar Leoneが1位に輝いた。2位はメキシコシティ(メキシコ)のHandshake Speakeasy、3位と4位はバルセロナ(スペイン)のShipsとParadiso、5位はロンドン(イギリス)のTayēr + Elementary。日本からは東京のBar Benfiddich(18位)、Virtù(45位)、The Bellwood(48位)の3店がランクインし、独自の技術と創造性が国際的に高く評価された。ニューヨークからも4店舗が選ばれ、再びアメリカ大陸のトップに立った。シークレットNYCが8日、伝えた。ニューヨークからランクインした4店は下記。
12位 Superbueno(13 1st Ave.)

バーテンダー界の名手、イグナシオ“ナチョ”ヒメネス率いる、イーストビレッジにあるこの店がニューヨークのバーの中で最高位となった。モレ・ネグローニス、マッシュルーム・マルガリータ、マンゴー・マティーニなど、メキシコの素材とニューヨークの感性を融合させた独創的なカクテルが人気。2023年のオープン以来、北米版ランキングでも2年連続で2位に選ばれ、24年の「世界のベストバー」でも27位、さらに「ベスト・ニューオープニング」賞を受賞するなど快進撃を続けている。
39位 Sip & Guzzle(29 Cornelia St.)

ウエストビレッジの2階建てバー。日本とニューヨークのカクテル文化を融合させ、「ベスト・ニューオープニング賞」も同時受賞。東京の著名バーテンダー、後閑信吾とニューヨークのスティーブ・シュナイダーによるコラボで、上階「ガズル」はにぎやかなアメリカンバー、下階「シップ」は隠れ家的な日本式バーで対照的。同店は2025年の「北米のベストバー50」で5位、「スピリテッドアワード2025」では「全米最優秀新バー」にも選ばれた。
41位 Double Chicken Please(115 Allen St.)

ローワー・イースト・サイドの人気店。カジュアルなフロントバー「フリー・レンジ」と、薄暗いカクテルラウンジ「ザ・クープ」の2エリアに分かれる。注目は、食をテーマにした“料理カクテル”。ドン・フラノ・ブランコやパルミジャーノレッジャーノを使った「コールドピザ」、ココナッツライムとごま油が香る「ジャパニーズ・コールド・ヌードル」など、驚きのメニューがそろう。共同オーナーのGNチャンは2023年、「世界最高のバーテンダー」に選ばれている。
46位 Overstory(70 Pine St., 64th Fl.)

金融街の高層ビル64階にある。360度のスカイラインを望むテラスが特徴で、まさに天空のカクテル体験が味わえる。メニューはアガベスピリッツやウイスキーを軸に、柚子胡椒やトマトウォーターなど独創的な素材を組み合わせたカクテルが楽しめる。「エル・バンディート」や「イン・ザ・クラウズ」など、絶景と洗練された空間の中で味わえる一杯が世界の愛好家を魅了する。
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