NYCマラソンの「応援ガイド完全版」｜ルートや鑑賞エリアをおさらい、みんなで応援しよう！

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11月2日、ニューヨークシティマラソンが開催される。30日付のニューヨークタイムズが、応援をするのに最適のスポットを徹底紹介している（文中内の移動手段は全て地下鉄）。

応援はランナーたちの力となる。写真は2022年撮影（photo: Unsplash / Tong Su）

◆ ビギナーが知っておきたいこと

一日中応援する予定なら、カウベルやその他の鳴り物があると声を温存できる。ランナーのシャツに書かれた名前を探そう。特に後半、観客が減り始めた頃、自分に向けた声援を聞けば、元気が出るはずだ。応援のプラカードは、面白ければ面白いほど効果的。最後のランナーグループがスタートするのは正午近く。ランナーの多くが夕暮れ時や暗くなってからゴールする。その頃には観客は減っているが、最後まで応援し続けるとランナーは喜ぶだろう。また、「あと少しだよ」という声がけは、実際にゴール間近になるまで控えよう。

ランナーがコース上を走っている間は、コースを横断しないこと。横断を避けにくい場合を考慮し、大会主催者は歩行者を誘導するボランティアを配置した4つの横断エリアを設けている。ブルックリンでは、Lafayette Ave. & Fulton St., near Atlantic Terminal / Bedford Ave. & Broadway in Williamsburg / 1st Ave., at 72nd St & 86th St.

◆ 特定のランナーを追いかけたい場合

まずランナーのゼッケン番号を確認し、公式マラソンアプリで進捗を追跡できるようにしよう。また、彼らが着ている服装も把握しておくと、人混みの中でも見つけやすくなる。

最初の応援スポットは、地下鉄N線に乗ってブルックリンの59 St. 駅まで行き、4th Ave.の「4マイル地点」（サンセットパーク）でランナーを早く見つけよう。

ランナーが通過したら、再びN線に乗ってAtlantic Avenue-Barclays Center 駅まで行き、4th Ave.のもう一方の端、「8マイル地点」の手前で下車。ここから、できるだけ多くのランナーを見たい場合は、マンハッタン行きのQ線に乗って96 St. 駅へ。下車したら、1st Ave. まで歩いて「18マイル地点」で応援しよう。その後、5th Ave. に戻り、「23マイル地点」のE. 110th St. とE. 90th St. の間の場所を見つけよう。ランナーたちがセントラルパークに入る直前を見ることができる。

より早くゴール地点に到着したい場合は、Atlantic Avenue-Barclays Center 駅からマンハッタン行きの2または3番線に乗り、Central Park North（110th St.）で下車し、セントラルパークの角にある5th Ave. まで歩いて、「22マイル地点」と「23マイル地点」の間にあるDuke Ellington Circle で応援。ランナーが通過したら、同じ道に戻り、2または3番線で 72nd St. まで戻り、ゴール後にセントラルパークから出てくるランナーを出迎えよう。

◆ 友人グループで応援する場合

互いに近くに住んでいない仲間と応援するなら、地下鉄へのアクセスが良い以下の場所がおすすめ。

レース最終マイル地点のセントラルパーク・サウスは3駅と多数の路線に近接している。

◎ 59th St.-Columbus Cir.（A・C・D・1）

◎ 57th St.-7th Ave. （N・R・W）

◎ 57th St.（F）

クイーンズ・ロングアイランドシティの14～15マイル地点でも集合可能。この区間はCourt Sq 駅（E・G・7）とQueensboro Plaza 駅（N・W・7）の近く。ただし、地下鉄の出口によってグループメンバーがコースの反対側に分断されないよう事前に調整が必要。この区間にはコース横断エリアが設置されていない。

最良の選択肢は、ブルックリンのフォートグリーンにあるLafayette Ave. の「8マイル地点」と「9マイル地点」の間。D・N・R・Q・W・2・3・4線とロングアイランド鉄道が運行しているAtlantic Avenue-Barclays Center 駅から歩いて行ける。あるいは、C線でLafayette Ave. まで行っても。G線のFulton St. 駅も選択肢の一つだ。4つの横断ゾーンのうちの一つが、この駅の近くにある。

◆ パーティーを楽しみたいなら

コースのほとんどはブロックパーティーのような雰囲気だが、ドラムライン、ダンスクルー、そして無数のカウベルで盛り上がるのは次の3つのエリア。

◎ Lafayette Ave. （ブルックリン）

◎ 1st Ave., bet 59th St. & Willis Avenue Bridge（マンハッタン）特に E. 60th St. 付近は、観客のいないクイーンズボロ橋の後に続く「音の壁」としてランナーの間で有名。また、通り沿いにバーやレストランが数多くあるため、一日中盛り上がる。

◎ 「20マイル地点付近（ブロンクス）」主催団体のニューヨーク・ロード・ランナーズと複数の地元ランニングクラブが、この地点に応援ステーションを設置。最大の盛り上がり地点となる。現場に行くなら6番線で3rd Ave.-138th St. 駅へ、4または5番線で138th St.-Grand Concourse 駅へ。

◆ ランナーが声援を必要とする場所で応援したいなら

ブロンクスの「20マイル地点」が最優先。道路の公園側で応援したい場合は、2または3番線でCentral Park North 駅まで。反対側（1 st Ave. 沿いの応援も可能な位置）を希望する場合は、6番線で96th St. か103rd St.、または110th St. 駅まで行くのがおすすめ。