2025年11月10日 NEWS DAILY CONTENTS

寒い冬、光熱費どう抑える? “賢く暖まる” 節約テクニック5選

日に日に寒さが増す今日この頃。本格的な冬に向かって気になるのが暖房費だ。空調システム(HVAC)を使って賢く節約する方法をCNETがまとめた。

猫は家の中で一番暖かい場所を知っている(photo: Unsplash / he gong)

1)理想の室温を維持しよう

冬の間の理想室温は華氏68度。サーモスタットをこの温度に設定することにしよう。空調システムの専門家によると、それ以上に設定すると効率が落ち、暖房費がかさむことになる。これで肌寒いようなら、厚着をする。湿度は体感温度を上げるので、加湿器を使うのも良い。

睡眠中や外出中の理想の室温は華氏60〜65度。米エネルギー省は通常より7〜8度下げるのが良いとしている。これで年間10%の冷暖房費の節約になる。ただ、4度下げる程度に抑えるべきだとする空調システム専門家もいる。寒暖の差が大きいと上げたときにシステムに負荷がかかり、暖房費が上がると説明している。

2)空調システムの点検とメンテナンスをしよう

室内が暖まらない場合、空調システムのサイズが不足しているかもしれない。フィルターの掃除や交換も大切だ。年に1回、専門家に点検とメンテナンスをしてもらおう。これで暖房費を10%削減できる。

3)サーモスタットの仕組みを理解しよう

70度に上げたいからといって、サーモスタットを75度に設定しても暖かい空気がたくさん出るわけではない。オン・オフの調整しかできないからだ。希望温度より高めに設定しても無駄になるだけだ。

4)サーモスタットの設置場所に気をつけよう

リビングルームなど家の内部に設置したい。室温や湿度が変化しやすいキッチンやバスルーム、外気や直射日光の当たる場所は避けよう。外部温度センサーがある場合は、ベッドルームなどよく使う部屋の室温で調節できる。

5)その他の工夫で省エネを実現しよう

壁や天井に断熱材を入れる。テープやシートで窓から入る隙間風を防ぐ。天井のファンで空気を撹拌するなど、工夫しよう。

                       
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