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新しい服を買ったらすぐに着てみたくなるもの。しかし同時に「すぐに着ても大丈夫?」と不安にもなる。着る前に洗濯すべきか否か?生活情報誌リアルシンプルが繊維の専門家に聞いた。

結論から言って、肌に直接触れる衣類は着る前に洗濯した方が良いようだ。新品の衣類には肌に直接触れさせたくない物質が付着している可能性がある。製造工程で残留した化学物質に加え、輸送・包装・店頭陳列時に衣類の型崩れを防ぐために施されたデンプン剤、余分な染料、汚れなどだ。加えて繊維製品や衣類は多くの人の手を経て、しばしば複数の国々を経由している。衣類が肌に直接触れるもので、実店舗に陳列されていた場合は、試着したり触れたりした人からによる汚染の恐れもある。細菌、真菌、ウイルスは布地上で数日から数週間生存するとの研究データもある。
洗濯をスキップしてもよいのは?
新しい服のほとんどは着用前に洗濯すべきだが、肌に直接触れないものや洗濯が難しいものについてはスキップしてもかまわない。ドライクリーニング推奨の衣類や、シャツの上に着るセーターなども気にしなくてよい。敏感肌でなければ、洗濯せずに新品を着ても問題ないだろうが、衣類に含まれる化学物質や微生物が皮膚刺激や発疹を引き起こす可能性がある。特にじんましんやアトピー性皮膚炎、その他の皮膚反応を起こしやすい人は注意が必要だ。
新しい服の洗濯のコツは?
洗濯前に必ず洗濯表示タグを確認し、指示に従うこと。「ドライクリーニング・オンリー」と記載されている場合は、洗濯機に入れないこと。衣類の寿命を延ばし、縮みを抑えたいなら、冷水での洗濯と低温乾燥、あるいは陰干しがおすすめ。言うまでもなく、温水や乾燥機の熱は色あせや伸び、縮みの原因となる。
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